2006年1月アーカイブ

■アルコール性肝障害について
 
アルコール性肝障害は、アルコールの飲みすぎが原因で、脂肪肝・肝炎・肝硬変へと進行する病気です。

食欲不振、吐き気、腹痛、倦怠感などの症状を引き起こします。

● アルコール性肝障害に効く栄養成分
 
ビタミンB1・B12、グルタチオンを摂りましょう。

■アレルギー症状
 
アレルギー症状は、花粉やダニ、食べ物などにより、鼻水・目や皮膚のかゆみ・くしゃみ・肌荒れなどを引き起こす病気です。

●アレルギー症状に効く栄養成分

αーリノレン酸、γーリノレン酸、グリチルリチン、ビタミンB6・C、マグネシウム

◆アレルギー症状に効く食品

緑茶、しそ油、月見草油、わかめ、こんぶ、ぎんなん、さといも、青魚

■胃炎
 
胃炎は急性胃炎・慢性胃炎に分けられるますが、共に吐き気、むかつき、嘔吐、吐血などの症状を引き起こします。

暴飲、暴食、アルコールの飲み過ぎ、喫煙、薬品や刺激物の取りすぎ、ストレスなどが原因です。

● 胃炎に効く栄養成分
 
ビタミンC・E、β‐カロチン、EPAを摂りましょう。

■ 胃・十二指腸潰瘍
 
胃・十二指腸潰瘍はストレスなどが原因になり、胃や十二指腸の粘膜に潰瘍ができる病気です。

胃に痛み、胸やけ、嘔吐、吐血などの症状を引き起こします。

● 胃・十二指腸潰瘍に効く栄養成分
 
ビタミンA・E・U、カルシウム、マグネシウム、リノール酸、γ-リノレン酸を摂りましょう。

■インポテンツ(ED) 

インポテンツ(ED)は、ストレス・ノイローゼや男性ホルモン不足、糖尿病などによって生じます。

陰茎が勃起せず、性行為に支障が生じます。

● インポテンツに効く 栄養成分
 
亜鉛、ビタミンB群・E、パントテン酸を摂りましょう。 

◆インポテンツに効く食品

牡蠣、和牛、豚レバー、うなぎ

■うつ病
 
憂うつな気分が長く続き、生活に支障が出る場合を「うつ病」といいます。

うつで悩む方は多いですね。

原因は、脳内のホルモンバランスなど体の中の問題によるもの、職場や家庭のストレスなど生活環境によるもの、まじめで手抜きができないなど本人の性格によるもの、薬の副作用によるものなどがあります。

●うつ病に効く栄養成分
 
葉酸、ビタミンB1・B2・B6・C、セレンを摂りましょう。

■かぜ

かぜはウイルス感染が主な原因です。ウィルスの中で一番きつい症状をおこすのがインフルエンザです。

頭痛・発熱・悪寒・鼻水・くしゃみ・のどの痛みなどの症状を引き起こす病気です。

●かぜに効く栄養成分

ビタミンA・B1・B2・C、β‐カロチン、レクチン、シスタチン、ショウガオール、ピネンを摂りましょう。

◆かぜに効く食品

しょうが、ねぎ、じゃがいも、パセリ、きんかん、かりん、らっきょう、くず、びわ

■がん
 
ガンはDNA遺伝子の突然変異で生じる病気です。

免疫力を高め日本人の死亡原因第1位のがんにかからないように食事に気をつけましょう。

●がんに効く栄養成分

ラクトフェリン、フコイダイ、β‐グルカン、β‐カロチン、キチン・キトサン、ガラクタン、 イソチオシアネート、セレン、ビフィズス菌、カテキン、アリシン、フラボノイド、 ビタミンA・C・D、食物繊維を摂りましょう。

◆がんに効く食品

にんじん、かぼちゃ、ブロッコリー、こまつな、ごぼう、カリフラワー、まいたけ、もずく

■肝硬変
 
肝硬変は肝細胞が壊れて硬くなり、肝臓が正常に働かなくなる病気です。

腹水、むくみ、黄疸、皮膚の黒ずみ、こむらがえりなどの症状を引き起こします。

● 肝硬変に効く栄養成分
 
ビフィズス菌、食物繊維 、グルタチオン、グリチルリチン酸、ビタミン、ミネラルを摂りましょう。

■ 気管支ぜんそく
 
気管支ぜんそくは、気管支の内腔が狭くなって空気の流れを妨げられ、呼吸困難になる病気です。

ヒスタミンやコリンを含む食品は、ぜんそく発作を誘発することがあるので注意をしましょう。

● 気管支ぜんそくに効く栄養成分
 
EPA、DHA、タウリン、β-カロテン、β-グルカンを摂りましょう。

■下 痢
 
下痢とは自律神経の失調、食中毒、ウイルスなどが原因で、便に含まれる水分量が異常に多く便が液状のまま排泄される状態となる病気です。

●下痢に効く栄養成分
 
ビフィズス菌、カテキンを摂りましょう。

■ 高血圧
 
高血圧の9割が原因が不明で起こります。

高血圧になると、動脈硬化の原因となり、頭痛やめまい、耳鳴りなどの症状が出てきます。

● 高血圧に効く栄養成分
 
EPA、DHA、タウリン、食物繊維、カリウム、マグネシウム、カルシウム、ルチン、カゼイン、ペプチド、エリタデニン、カテキン、メチオニン、リノール酸、オレイン酸を摂りましょう。

◆高血圧に効く食品

たまねぎ、しいたけ、とまと、ひじき、たけのこ、牛乳、杜仲茶

■ 高脂血症(最近は「脂質異常症」と呼び改められました)
 
肥満や動物性脂肪の取りすぎ等が原因で、脂質が血液中に異常に多く存在する状態のことです。放置しておくと、高血圧、動脈硬化、痛風、糖尿病を引き起こします。

● 高脂血症(脂質異常症)に効く栄養成分
 
キチン・キトサン、グリシニン、EPA、DHA、パルミチン酸、リノール酸、リノレン酸、β‐カロチン、大豆サポニン、オリゴ糖、食物繊維、ビタミンC、マグネシウムを摂りましょう。

■口内炎
 
口内炎はストレスや栄養の偏り、胃腸障害などで、口の粘膜に生じる炎症(腫れ・水疱・潰瘍)を引き起こす病気です。

●口内炎に効く栄養成分
 
ビタミンA・B群・E、食物繊維、カルシウム、マグネシウム、リジンを摂りましょう。

■更年期障害
 
閉経前後の数年間を更年期といい、卵巣機能の低下により、様々な不調があらわれます。これが更年期障害です。

頭痛、精神の不安的、めまい、のぼせ、汗をかく、動悸、頭がおもい、耳鳴り、不眠、肩こり、腰痛など
が生じます。

●更年期障害に効く栄養成分
 
ビタミンB1・B2・B6・C・E、カルシウム、鉄、ナイアシン、亜鉛、セレン、イソフラボン、カプサイシンを摂りましょう。

◆更年期障害に効く食品

豚肉、かつお、落花生、セージ

■骨粗鬆症
 
骨粗鬆症とは、日光不足、カルシウム不足、運動不足、女性ホルモンの不足などで、 骨量が減少して骨折しやすくなる状態を言います。

●骨粗鬆症に効く栄養成分
 
CPP、カルシウム、ビタミンC・D・K、亜鉛、マグネシウム、マンガン、コラーゲン、グルコサミン、イソフラボン、エルゴステリンを摂りましょう。 

◆骨粗鬆症に効く食品

牛乳、納豆、モロヘイヤ、いわし、しらす

■ 痔
 
痔は細菌感染や排便時の裂症などが原因で、肛門周囲に血栓ができ痔核(いぼ痔)となったり、出血、炎症、痛みなどの症状を引き起こします。

刺激性の強い食品やアルコールは避けて、水分と緑黄色野菜を多く摂ると良いです。

● 痔に効く栄養成分
 
食物繊維、ビタミンC・E・P、β-カロテン、カルシウム、亜鉛、マンガン、カリウムを摂りましょう。

■ 歯周病
 
歯周病とは、歯石・歯垢などにより歯の周囲の組織が壊されて、歯がぐらつき抜ける・化膿・しみる病気の総称です。

歯周病は成人の約8割の方が懸かっているといわれています。虫歯が全くない方でも歯周病が進行している場合がよくあるので、注意が必要です。

● 歯周病に効く栄養成分
 
ビタミンC・P・K・Q、カルシウム

■ 脂肪肝
 
脂肪肝とは、アルコールの取りすぎ、肥満、糖尿病などが原因で肝臓に脂肪が蓄積し肝臓が肥大化した状態となる病気です。

● 脂肪肝に効く栄養成分
 
食物繊維、メチオニン、コリン、イノシトール、EPA、ビタミン、ミネラルを摂りましょう。

■ 腎 炎  

腎炎とは、腎臓にある糸球体が炎症をおこした病気です。

症状が1年以内で治るものが急性腎炎で、慢性腎炎は症状が1年以上続く場合をいいます。慢性腎炎が悪化したものが腎不全です。

● 腎炎に効く栄養成分
 
EPA、グリシニン、食物繊維を摂りましょう。

◆腎炎に効く食品

はまち、さば、うなぎ、大豆

■ ストレス ・イライラ
 
ストレス ・イライラがあると頭痛、微熱、倦怠感、筋肉・関節の痛み、円形脱毛症などの症状がでてきます。

● ストレス・イライラに効く栄養成分
 
ビタミンC・E、カルシウム、パントテン酸、ミネラル、タンパク質、オクタコサノールを摂りましょう

◆ストレス・イライラに効く食品

セロリ、ゆりね、バナナ、牛乳

■ 胆石症
 
肝臓でつくられた胆汁が通る道筋を胆道系と呼びますが、この胆道系のどこかに結石ができる病気が胆石症です。

胆石症のはっきりした原因は、不明です(脂肪のとり過ぎの方が多い)。右肋骨の下や右肩などに激しい痛み、吐き気、嘔吐、黄痕、発熱などの症状が生じます。

● 胆石症に効く栄養成分
 
食物繊維、ビタミンC・E、レシチン、タウリンを摂りましょう。

■ 痛 風
 
痛風は血液中の尿酸が高まった(高尿酸血症)ことにより、足の親指などに激しい関節痛発作が起こる病気です。

腎臓に障害や高血圧、糖尿病があると尿酸の排泄量が減少して痛風になります。

● 痛風に効く栄養成分
 
カリウム、ナトリウム、銅、亜鉛、マグネシウム、大豆サポニンを摂りましょう。

■疲れ目
 
疲れ目は、パソコンの使用などによる目の酷使により、目のかすみ・充血・痛みなどが引き起こされる病気です。

脂肪を控えて野菜や果物、穀類、海藻、魚介類を摂ることが大切です。

●疲れ目に効く栄養成分
 
ビタミンA・B1・B2・C・E、アントシアニン、ルテイン、タウリンを摂りましょう。

◆疲れ目に効く食品

ブルーベリー、ほたて、いちご

■ 低血圧
 
低血圧は、原因のわからない(遺伝的なもの)本態性低血圧と、心臓病や、甲状腺機能低下症などの病気が原因となって起こる症候性低血圧の2つに分けられます。

頭痛、肩こり、倦怠感、手足の冷え、寝覚めが悪い等の症状を引き起こします。

● 低血圧に効く栄養成分
 
ビタミンA、ビタミンQを摂りましょう。

◆低血圧に効く食品

人参、ほうれん草、ブロッコリー、牛乳、レバー、うなぎ、ひじき

■ 糖尿病
 
遺伝に加えて、肥満、過食、不規則な生活、ストレス、喫煙などが加わって糖尿病は発症します。膵臓から分泌されるインスリンというホルモンの働きが不足し血糖値が上がります。

糖尿病は、のどが渇き、トイレが近い、空腹感がある、視力の低下、貧血、手足のしびれ、疲れやすいという症状を引き起こします。

● 糖尿病に効く栄養成分
 
ギムネマ酸、EPA、タウリン、γ-リノレン酸、食物繊維、ビタミンB1・Q、X‐フラクション、イヌリンを摂りましょう。

◆糖尿病に効く食品

にがうり、まいたけ、玄米、羅漢果、ギムネマ茶

■ 動脈硬化症

高血圧、高脂血症(最近は「脂質異常症」と呼び改められました)、糖尿病、肥満、喫煙、運動不足、ストレスなど生活習慣が主な要因となり、血液が流れにくくなる状態が動脈硬化です。

動脈硬化が進行すると虚血性心疾患や脳血管障害を引き起こします。

● 動脈硬化症に効く栄養成分

EPA、DHA、タウリン、食物繊維、リノレン酸、オレイン酸、ガラクタン、バナジウム、カゼイン、メチオニン、リジン、リノール酸、コリン、カルシウム、セレン、大豆サポニン、セサミノール、ポリフェノール、エリタデニンを摂りましょう。

◆動脈硬化症に効く食品

しいたけ、わかめ、さんま、玄米、そば、さといも

■にきび
 
にきびとは、過剰な皮脂の分泌が原因で、毛穴が詰まり炎症をおこした症状をいいます。

● にきびに効く栄養成分
 
ビタミンB2・B6・C、β-カロテン、亜鉛、シスチン、食物繊維を摂りましょう。

また、お肌を洗顔して清潔にすることも大切です。

■抜け毛

抜け毛は、老化や遺伝、ストレス、過労、栄養不足などを原因として生じます。

●抜け毛に効く栄養成分

ビタミンB群、亜鉛、パントテン酸、ビオチン、パラアミノ安息香酸を摂りましょう。

◆抜け毛に効く食品

すじこ、レバー、卵

■ 脳血管性痴呆
 
脳血管性痴呆とは、脳卒中や動脈硬化などにより、脳の血管に障害が生じ、物忘れ(痴呆)や感情面が不安定になる病気です。

脳血管性痴呆の対策として、塩分や脂肪の摂取を制限が重要となります。

● 脳血管性痴呆に効く栄養成分
 
食物繊維、EPA、DHA、ビタミンC・E、葉酸、コリン、ギンコライド、カテキンを摂りましょう。

■ 脳卒中
 
脳卒中とは、過度の飲酒や過労、心臓病などにより脳の血管障害がおこり、血液の流れが悪くなり意識障害や麻痺などの症状を引き起こす病気です。

脳卒中の対策としては、塩分や脂肪の摂取を制限が重要となります。

● 脳卒中に効く栄養成分
 
食物繊維、EPA、DHA、CPP、タウリン、カゼイン、メチオニン、オレイン酸、カリウム、亜鉛、マグネシウム、ビタミンB1・C・E、コリン、ポリフェノール、フラボノイド、セサミノール、大豆サポニンを摂りましょう。

■ 肺炎
 
肺炎とは、細菌などが肺に入って感染し、炎症(発熱・胸痛・せき・たん・呼吸困難)を引き起こす病気をいいます。

原因となる病原体によって主に「ウイルス性肺炎」「細菌性肺炎」「マイコプラズマ肺炎」に分けられます。

体力が落ちているときや高齢になって免疫力が弱くなってくると、かかりやすくなると言われています。

● 肺炎に効く栄養成分
 
レクチン、ラクトフェリン、シスタチン、β-カロテン、ビタミンA・B1・B2・C・Eを摂りましょう。

■ 白内障
 
白内障とは、老化や遺伝、活性酸素、糖尿病などが原因で、目の水晶体が白濁して物がかすんだり、ぼやけて見えたり、まぶしく感じたり、視力が低下したりする病気をいいます。

● 白内障に効く栄養成分
 
タウリン、トリプトファン、ビタミンB2・C・E、β‐カロチン、カロテノイド、カリウム、カルシウム、セレン 、ルテイン、銅、亜鉛を摂りましょう。

■ 冷え性
 
冷え性は自律神経失調などが原因と考えられている症状です。

全身の血液の循環をよくすると治まります。

手足や腰の冷え、頭痛、肩こり、腰痛などが生じます。

● 冷え性に効く栄養成分
 
鉄、カリウム、ビタミンB群・C・Eを摂りましょう。

◆冷え性に効く食品

とうがらし、ゆず、納豆、にんにく

■ 肥 満
 
過食と運動不足などが原因で身体に過剰な脂肪が蓄積している状態が肥満です。

肥満は、生活習慣病を招きやすいので注意が必要です。

● 肥満に効く栄養成分
 
食物繊維、カプサイシン、ギムネマ酸、ビタミンA・B1・B2・C・E、パントテン酸、 レシチン、 カルニチ 、カラギーナン、ジンゲロン、大豆サポニンを摂りましょう。

◆肥満に効く食品

海草、こんにゃく、きのこ、しょうが、納豆、赤唐辛子

■貧 血

赤血球に含まれるヘモグロビンが減少して、身体が酸欠状態になっているのが貧血です。

立ちくらみ、顔色が悪い、疲れやすい、動悸、息切れ、耳鳴りなどの症状を生じます。

コーヒーや紅茶、緑茶に含まれるタンニンは、鉄の吸収を低下させるので注意が必要です。

●貧血に効く栄養成分
 
鉄、葉酸、マグネシウム、亜鉛、ビタミンB6・12、銅、カゼイン、マンガン、エリスロポエチンを摂りましょう。

■便 秘
 
便秘とは、排便が異常に少なく、腹痛や便が硬くて排便に苦痛や支障が伴う症状の病気をいいます。

● 便秘に効く栄養成分
 
ビフィズス菌、食物繊維、ビタミンB1、カリウム、カルシウムを摂りましょう。

◆便秘に効く食品

とうもろこし、しめじ、えのき、こんにゃく、さつまいも、りんご、ヨーグルト

■慢性関節リウマチ
 
慢性関節リウマチ とは、ストレスや心身の過労などにより、身体の細胞や組織を結びつけている結合組織の異常で発症する病気をいいます。

全身に関節痛やはれ、関節の変形、倦怠感、疲労感、体重減少、貧血などが生じます。

●慢性関節リウマチに効く栄養成分
 
EPA、リノール酸、α-リノレン酸、ビタミンB6・C、亜鉛、カルシウム、鉄、クルクミンを摂りましょう。  

■ 耳鳴り・難聴
 
耳鳴り・難聴 は、耳管の炎症、耳の部分に流れてくる血液が不足、老化、更年期後期などに多い症状です。

● 耳鳴り・難聴に効く栄養成分
 
EPA、DHA、レシチン、ギンコライドを摂りましょう。

◆耳鳴り・難聴に効く食品

はまち、さば、うなぎ、まぐろ、さんま

■やせ

やせとは、身長に対して体重が著しく少ない状態や、体重が減少あるいは増加不良である状態を指します。 

やせの原因には精神的原因や内臓・神経・ホルモンの病気などで食欲が減退し、身体の脂肪が著しく減少することなどがあげられます。

● やせに効く栄養成分
 
糖質、カゼイン、β-カゾモルフィン、グルテンペプチド、γ-リノレン酸を摂りましょう。

また、精神的な場合はストレス解消を図りましょう。 

■ 腰痛
 
腰痛は運動不足(腹背筋の衰え)や骨の老化などにより、脊髄に無理を与えて神経を刺激することにより痛みが生じます。

また、腰痛の原因には、内臓の異常に基づくものもあります。

●腰痛に効く栄養成分
 
カルシウム、ビタミンB群・C・D・E、マグネシウム、亜鉛、リジン、グルコサミンを摂りましょう。

あさりとは日本全国の内湾砂泥地に生息しています。「漁る(あさる)」が名前の由来です。春と秋が旬です。

マグネシウム、亜鉛、鉄分、ビタミンB2、ビタミンB12、カルシウム等の栄養成分を含んでいます。

うまみ成分のタウリンを含むので、コレステロール値の減少・動脈硬化の予防・肝臓の強化・二日酔いを解消する等の効果があります。疲労回復や貧血改善、むくみの改善にも役立ちます。血液をサラサラにしてくれます。

あさりの煮汁にはうまみや栄養分がたっぷり含まれているので、煮汁も一緒に摂りましょう。

あじ(鯵)は、味が良いので、「あじ」という名前がつけられたと言われています。単にアジというと「マアジ」のことです。他にも「ムロアジ」「シマアジ」「ニシマアジ」等が食されています。

あじ(鯵)には、ビタミンB2、ビタミンD、ビタミンE、カルシウム、たんぱく質、脂質等の栄養成分を含みます。ビタミンB2は、皮の部分にとくに多いです。

血栓、動脈硬化、アレルギー症状の改善に効果があるEPAが含まれています。また、脳細胞を活性化し、学習能力をアップするDHAが含まれています。

骨を丈夫にしてくれるカルシウム、コレステロール値を下げるタウリンも含まれています。眼精疲労や視力回復、肩こりや頭痛、心筋梗塞や脳梗塞の改善にも効果があります。

いか(烏賊)の種類は多く、約500種類です。代表的なものは、 スルメイカ、コウイカ、アオリイカ、ホタルイカ、ヤリイカ等です。

亜鉛、ナイアシン、ビタミンB群、ビタミンE、たんぱく質等の栄養成分を含みます。

いかスミに含まれるリゾチームやムコ多糖・ペプチド複合体は、がん予防に有効です。なお、イカ墨には防腐効果があることで知られています。

コレステロール値を下げ、疲労回復に効果のあるタウリンも含まれています。動脈硬化の予防、肝臓の強化に役立ちます。

小型種のホタルイカは、丸ごと食べると多くのビタミンAの摂取ができるので、眼精疲労回復に効果があります。

血栓防止に効果のあるEPA、脳を活性化し学習能力を高めるDHAも含まれています。銅が貧血予防に働きます。

いかは、低脂肪・低カロリー・高タンパク質食品として知られています。

いわし(鰯)は水揚げ後すぐに死んでしまうので、「弱し」と呼ばれていたのが「いわし」の名前の由来です。よく食べられているイワシには、マイワシ、ウルメイワシ、カタクチイワシ、タタミイワシ等がいます。

いわしには、ビタミンB2、ビタミンD、ビタミンE、カルシウム、鉄分、セレン、良質のたんぱく質、脂質等の栄養成分を含みます。

血栓防止・動脈硬化の予防に効果のあるEPAと脳を活性化し学習能力を高める・アレルギー症状を改善する効果のあるDHAが、青魚の中でも豊富です。

カルシウムが豊富なので骨を丈夫にしてくれます。イワシペプチドが血圧を下げるので、高血圧の予防になります。糖尿病や眼精疲労にも有効です。

いわしは必須ミネラルの亜鉛や銅、マグネシウム、マンガンも豊富に含んでいます。

うなぎは腹側が淡黄色なので胸黄(むなき)と言われたことが、現在の名前の由来であると言われています。昔から土用の丑の日に夏バテ防止、体力回復のために食べられています。

ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンD、ビタミンE、カルシウム、たんぱく質等の栄養成分を含みます。ビタミンAは、1日の必要量の約3倍も含まれています。

動脈硬化やかぜの予防、鳥目の改善、夏バテ防止に効果があります。血栓防止に効果のあるEPA、脳を活性化し学習能力を高めるDHAも含まれています。

えび(海老)は、遊泳する「クルマエビ」と歩行する「イセエビ」の種類に分かれます。クルマエビの中ではブラックタイガーが有名です。

エビはビタミンE、たんぱく質、カルシウム、亜鉛、銅等の栄養成分を含みます。

血圧やコレステロール値を下げ、疲労回復効果のあるタウリンが豊富です。便秘やがん予防に効果のあるキチン質を殻に多く含んでいます。

カルシウムが豊富なので(特に干しエビ)、骨を丈夫にしてくれます。

皮膚の新陳代謝を活性化し、血管を強化するコラーゲンも含まれています。糖尿病や高脂血症(最近は「脂質異常症」と呼び改められました)の予防にも効果があります。

かき(牡蠣)は世界に約100種類ほど存在します。日本で流通している多くは、養殖の「まがき」です。「いわがき」も食されています。海のミルクと呼ばれるほど、かき(牡蠣)は栄養価が高いのが特徴です。

かき(牡蠣)には、ビタミンB1、ビタミンB2、B12、鉄分、葉酸、リン、銅、亜鉛、マンガン等の栄養成分が含まれています。

カキには、動脈硬化や肝臓病の予防、貧血の改善に効果があるといわれています。豊富にグリコーゲンが含まれており、素早くエネルギーにかわるので、疲労回復やスタミナ不足解消に効果があります。

魚肉の5倍以上もタウリンが含まれているので、コレステロールを減少させたり、血圧を下げて高血圧を予防してくれます。

生ガキを食べるときに、よくレモン汁をかけるのは、レモンのビタミンCが鉄分の吸収を良くするからです。

かつおの旬は、春~初夏と秋の2回です。春~初夏のかつおを「初がつお、上りかつお」、秋のかつおを「戻りがつお、下りかつお」といいます。

「初ガツオ」より「戻りガツオ」の方が脂肪やEPA・DHA等の栄養価が高いです。

非常に良質のたんぱく質が多いです。他にもビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB12、ビタミンD、鉄分等の栄養成分を含みます。

疲労回復や貧血予防、動脈硬化予防する効果があります。骨を丈夫にする効果もあります。血栓防止・に効果のあるEPA、脳を活性化し学習能力を高めるDHAも含まれています。アレルギー症状やがんを抑制する効果もあります。

かには世界中に約5000種いるといわれています。

亜鉛、銅、カリウム、リン、ビタミンB2、カルシウム、たんぱく質等の栄養成分が含みます。

コレステロール値を低下させ動脈硬化予防に効果のあるタウリンも含まれています。肝機能の強化、疲労回復や視力の向上する効果もあります。また、精力を増強するアルギニンや亜鉛も含まれています。甲羅に含まれるキチンとキトサンは、血中コレステロールの上昇を防ぎ、アレルギー体質改善、腸内環境を整える作用、抗菌作用の効果があります。

ビタミンB1、ビタミンB2、たんぱく質、脂質、鉄分、亜鉛等の栄養成分を含みます。

貧血や冷え性の予防・改善に効果があります。味覚を正常に保ち、元気な体を作ります。
動脈硬化・高血圧を予防や記憶力の向上をしてくれます。ただし、コレステロールや脂質が多い
ので注意が必要です。

日本で消費される約60%が輸入牛肉です。

さけは産卵期になると海から、生まれた川に戻る母川回帰の習性が有名です。

ビタミンB群、ビタミンD、ビタミンE、たんぱく質、脂質等の栄養成分を含みます。

赤い色の色素であるアスタキサンチンは、強力な抗酸化作用があります。がんや動脈硬化、白内障、胃潰瘍の予防に効果があります。血栓防止に効果のあるEPA、脳を活性化し学習能力を高めるDHAも含まれています。頭痛、かぜ、冷え性の改善、疲労回復、骨を丈夫にする効果があります。

さば(鯖)の旬は、脂がのった秋さばです。良くしょくされているサバには、マサバ・ゴマサバ・タイセイヨウサバがあります。大分県佐賀関で獲れるサバは関サバといわれ大変美味です。

さばには、ビタミンB2、ビタミンB12、鉄分、ナイアシン、タウリン、たんぱく質、脂質等の栄養成分が含まれています。

血栓防止・動脈硬化の予防・中性脂肪の減少に効果のあるEPAと脳を活性化し学習能力を高める・悪玉コレステロールを減らす効果のあるDHAが豊富に含まれています。貧血や口内炎改善、肝臓病の予防に効果があります。

さばは鮮度が落ちるのが早いので知られています。鮮度が落ちるとアレルギー症状の原因になるヒスタミンが増えるので注意をしましょう。

秋に大量に漁獲され、形が刀に似ているので、「秋刀魚」となりました。

ビタミンA、ビタミンB12、ビタミンD、たんぱく質、脂質等の栄養成分を含みます。

血栓防止・動脈硬化の予防に効果のあるEPAと脳を活性化し学習能力を高める・アレルギー症状を改善する効果のあるDHAが含まれています。貧血や眼精疲労の改善に効果があります。骨を丈夫にします。

はらわたの栄養素が豊富なので、はらわたごと食べることができる調理が好ましいです。

「土用しじみは、腹ぐすり」といわれ、夏バテに効くと昔から言われています。

ビタミンB2、ビタミンB12、カルシウム、鉄分、亜鉛等の栄養成分が含まれています。

しじみは肝臓の特効薬といわれる通り、肝臓に良いメチオニン、タウリン、ロイシン等を含んでいます。動脈硬化や貧血を改善し、骨を丈夫にします。二日酔い、疲労回復、眼精疲労にも効きます。

カタクチイワシやマイワシの稚魚を塩味でゆであげて七分乾きにしたものを「しらす」、さらに干して乾燥させたものを「じゃこ」と呼びます。

ビタミンD、カルシウム、マグネシウム、ビタミンA等の栄養成分が含まれています。

カルシウムとカルシウムの吸収を高めるビタミンDが含まれているので、骨を丈夫にする・イライラや不眠症を改善する効果があります。

リンを含むハムやソーセージ、清涼飲料水などの加工食品は、カルシウムを体外に排出してしまうので注意が必要です。

たい(鯛)は、「めでたい」に通じるので縁起の良い魚として祝い事に用いられます。明石でとれるタイ(マダイ)が、急流で身がしまり最上のものと言われます。

たい(鯛)はビタミンD、ビタミンE、ビタミンB1、たんぱく質、脂質等の栄養成分を含みます。

血栓防止・動脈硬化の予防に効果のあるEPAと脳を活性化し学習能力を高める・アレルギー症状を改善する効果のあるDHAが含まれています。

タウリンも含まれており、コレステロール値を減らしてくれます。がんやアレルギーを抑制する効果もあります。マダイの体表の赤い色はアスタキサンチンで、抗酸化作用があります。

海外では、外見からデビルフィッシュ(悪魔の魚)と呼ばれ、食用にしている国は少ないです。

ナイアシン、鉄分、銅、亜鉛、ビタミンB2、ビタミンE、たんぱく質等の栄養成分を含みます。

タウリンが豊富ですので、コレステロール値を減少し、肝機能の強化や疲労回復に効果があります。皮膚の新陳代謝を促進するコラーゲンも含まれています。亜鉛やビタミンEが含まれているので、動脈硬化の予防・改善に効果があります。精力アップにも効果があります。

ビタミンA、ビタミンB6、ナイアシン、鉄分、たんぱく質、脂質等の栄養成分を含みます。

皮や骨の周りには、コラーゲンが多く、美肌効果があります。悪玉コレステロールを減らしてくれるオレイン酸も含まれています。老化防止や免疫機能の強化、眼精疲労の改善、動脈硬化予防に有効です。

皮下に脂肪が多くついているのでご注意ください。ささみは、脂肪が少なくダイエット中の方にお薦めできる低カロリー・高たんぱく質食品です。消化吸収率が95%と高いのが特徴です。

形・色がクリに似ているので、この名がついたとの説があります。3~4月が一番味の良い時期です。

ビタミンB2、ビタミンB12、鉄分、カルシウム、リン、亜鉛等の栄養成分を含みます。

カルシウムが、骨を丈夫にしイライラを抑えてくれます。鉄分が、貧血の改善に役立ちます。タウリンも含むので、コレステロール値を下げ、動脈硬化を予防してくれます。アミノ酸の一種のグルタミン酸は、脳の働きを活性化してくれます。

ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、鉄分、たんぱく質等の栄養成分を含みます。

ビタミンB1が牛肉の約10倍も含まれており、疲労回復に効果があります。トリプトファンがイライラを防いで、精神を安定させます。コレステロール値を下げるオレイン酸やリノール酸も多く含まれています。

食べ過ぎると疲労のもとになる乳酸がふえるので、注意が必要です。また、豚肉には寄生虫の旋毛虫がいることがありますが、加熱(60度以上)して食べるようにすれば大丈夫です。

ぶり(鰤)は出世魚で有名です。関東では「わかし→いなだ→わらさ→ぶり」、関西では「つばす→はまち→めじろ→ぶり」と呼ばれます。旧暦の師走が旬なので「鰤」と書きます。

ブリにはビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンD、ビタミンE、たんぱく質、脂質等の栄養成分を含みます。

ブリの脂質には血栓防止・動脈硬化の予防に有効なEPAと脳を活性化し学習能力を高める・アレルギー症状を改善する効果のあるDHAが含まれています。

血合いには、肝臓を強化するタウリンが多く含まれています。また、ぶりは骨の発育、疲労回復、貧血改善に効果があります。

ほたて貝(帆立貝)は、貝が殻を、船の帆のように立てて海面を移動するという迷信から「帆立」と呼ばれるようになりました。

ほたて貝(帆立貝)の中央に大きな貝柱が1個あり、この貝柱が高級食材のひとつとして古くから食べられています。養殖の技術が発達したので、日常的に食卓に乗るようになりました。

ほたて貝(帆立貝)は、ビタミンB12、カリウム、亜鉛、銅、たんぱく質、鉄分等の栄養成分を含みます。

タウリンが豊富ですので、コレステロール値を下げ、疲労や視力の回復に効果があります。セレンも含まれており、がんや老化予防に効果があります。

動脈硬化の予防、貧血や肩こりの改善にも効果があります。ホタテガイを生で食するとやや甘く感じる旨み成分はアミノ酸のグリシンです。

まぐろ(鮪)は世界で漁獲される約55%を日本人が食べています。日本で食されるマグロには、クロマグロ・メバチマグロ・ミナミマグロ・キハダマグロ・ビンチョウマグロなどがあります。

ビタミンD、ビタミンE、鉄分、ナイアシン、たんぱく質、脂質等の栄養成分を含みます。

血栓防止・アレルギー症状の緩和に効果のあるEPA、脳を活性化し学習能力を高めたり、痴呆症を改善するDHAも含まれています。DHAは、魚の中でも一番含まれています。クロマグロ・ミナミマグロのトロに豊富に含まれています。

セレンも含まれており、がんや動脈硬、老化予防に効果があります。まぐろの赤身に鉄分が含まれており、貧血の改善に効果があります。

レバーには牛・豚・鶏のものがありますが栄養的にはあまり違いはありません。

ビタミンA、鉄分等の栄養成分を含みます。

造血に良い鉄分、葉酸、ビタミンB12、ビタミンCが含まれているので、貧血予防・改善に効果があります。にんじんの約10倍のビタミンA効果があり、がんや鳥目の予防・皮膚や粘膜の強化に効果があります。

レバーは、肝臓病の治療食といわれるぐらい良質のたんぱく質が肝細胞を再生し、肝機能を活発にします。脂質が少ないためダイエット食として良いです。 

アクチニジンはキウィフルーツに多く含まれる栄養成分で、タンパク質を分解する酵素(プロテアーゼ)です。

アクチニジンは、調理前の肉をやわらかくする効果があります。体内ではタンパク質の消化吸収を助けて胃腸を守り、胸やけや胃もたれを防ぐ働きをします。

アクチニジンには、悪玉菌が増えるのを未然に防ぎ、オリゴ糖に似た糖質が善玉菌を増やす作用があります。ですから、アクチニジンには整腸作用があるのです。

アクチニジン は、パパイアの未熟果から得られるパパイン、パインアップル果実に含まれるブロメライン、ショウガ根茎に含まれる ショウガプロテアーゼ(GP)やコメに含まれるオリザイン 等と類似性をもつタンパク質分解酵素(プロテアーゼ)であり、パパインスーパーファミリーとして分類されます。

栄養成分のアスコルビナーゼは、ビタミンCを破壊する酵素で、きゅうりやバナナに含まれる成分です。

サラダなどに使うと、ほかの食品に含まれるビタミンCを壊してしまいます。その場合は、酢をかけたり熱を加えることで酵素の働きを抑えることができます。

きゅうり、にんじん、りんご、バナナなどに含まれています。

アスタキサンチンはえびやかになどに含まれる赤色の成分です。

自然界最高峰のスーパー抗酸化物質といわれるほど強い抗酸化力をもっています。コレステロールが血管に付着するのを防いで、心筋梗塞、脳梗塞、動脈硬化を予防します。がんの増殖を抑える働きもあります。また、目の病気である黄斑変性症や皮膚の色素沈着を予防します。

また、紫外線によるシミやシワのもとになる活性酸素を除去する働きをし、真皮に含まれるコラーゲンが破壊されるのを防ぎます。メラニン色素の沈着を抑えて肌の白さを保ちます。このようにアスタキサンチンは、シミ・シワの改善・予防や肌を白くする美白作用があり注目されています。

えび、かに、さけ、たい、いくら、桜エビなどに含まれています。

栄養成分のアビオイルは、セロリに含まれる香りと苦みの成分です。

神経のイライラを鎮める、頭痛をおさめる、疲労を回復する、ガンを予防する効果あります。
肝機能を強化する働きもあります。不眠症にも効果があるといわれます。

セロリに含まれます。

栄養成分のアホエンはニンニクに含まれる大変注目されている成分です。名称と発音はスペイン語でニンニクを意味する "ajo" に由来します。

アホエンは生の状態のニンニクには含まれておらず、ニンニクを100℃以下の油で調理するとアホエンを得ることが出来ます。油に溶けやすく、100℃以上の熱では壊れる性質があります。

アホエンには多くの効能が確認されています。ボケ防止、老化防止、記憶力のアップコレステロールの抑制、肌の美容、HIV感染予防、ガン予防、ぜんそく予防、抗菌作用などに良いとされています。

栄養成分のアミグダリンは、びわやあんずに含まれる成分です。別名ビタミン17と呼ばれます。

免疫力を強化する働きがあります。血液をきれいにし、がん予防に効果があります。かぜの予防・改善にも効果があります。

あんずの種、梅の種、びわの種と葉、アーモンド、プルーン、大豆、ゴマなどに含まれます。

栄養成分のアリインは、生のニンニクやたまねぎに含まれる成分です。熱に弱い性質があります。

にんにくを潰したり切ったりすると、アリインにアリナーゼという酵素が接触し、特有のにおい成分のアリシンが生じます。

アリインには、疲労回復や食欲増進をしてくれる働きや血栓予防をする働きがあります。また、抗酸化作用や抗菌・抗カビ作用があります。

アリインは、にんにく、たまねぎ、にら、ねぎなどに多く含まれます。

栄養成分のアリシンはにんにくのにおいの素になる成分です。

強い殺菌力により、かぜのウイルスを弱める効果があります。免疫力を高める効果により、がんの発生を抑え、血栓を予防することで動脈硬化を防ぐ働きがあります。疲労回復にも役立ちます。

にんにく、にら、たまねぎ、ねぎ、らっきょうなどに含まれています。

αリポ酸とは、別名チオクト酸と呼ばれる脂肪酸の一種です。コエンザイムQ10と同じく全身に60兆ある全ての細胞のミトコンドリアに存在します。

3大栄養素(糖質・タンパク質・脂肪)のエネルギー生成を速やかに活性化して全身代謝をスムーズにします。また、強力な抗酸化力があります。老化を抑え美肌・美白・しわ・シミ・血管の若返り効果があります。アンチエイジングやアレルギー対策、肝機能のアップにも効果的です。

αリポ酸は加齢と共に低下します。食品含有量は極めて微量ですので積極的に補給する必要があります。

ほうれん草やブロッコリー、レバーに微量ですが含まれます。

栄養成分のアンセリンは、カツオやマグロなど疲れ知らずの回遊魚の筋肉に多く含まれる多いアミノ酸で、アラニンとヒスチジンというアミノ酸が結合したイミダゾール化合物ジペプチドアミノ酸(フィッシュペプチドアミノ酸)です。

抗酸化力をもち、がんや高血圧、糖尿病を予防します。また、疲れのもとである乳酸が体内で作られるのを抑える機能があり、疲労回復を助けます。痛風の緩和にも効果的です。

アンセリンは、鶏肉、かつお、まぐろなどに含まれています。

栄養成分のイソチオシアネート(イソチオシアナート)は、キャベツ、ブロッコリーなどのアブラナ科の二年草野菜に含まれる成分です。

がん細胞の増殖を防ぎ、がん予防に効果があります。また、大腸菌などの殺菌効果があります。食欲増進作用や血栓を予防してくれる働きもあります。

イソチオシアネート(イソチオシアナート)は、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、こまつな、貝われ、大根、かぶなどに含まれます。

栄養成分のイソチオシアン酸はキャベツやブロッコリーに多く含まれる成分で、さまざまな種類があります。

発がん物質を抑える働きのある酵素を作り、がんの発生を抑えます。ブロッコリーの芽であるブロッコリー・スプラウトにはイソチオシアン酸のひとつであるのスルフォラフェインが豊富に含まれています。スルフォラフェインは発がん物質が細胞に入り込むのを防ぐ働きをします。

ブロッコリー、キャベツ、カリフラワーなどに含まれています。

栄養成分のイノシトールはビタミンに近い働きをする成分で、脂肪やコレステロールの流れをよくする働きがあります。

脂肪が肝臓にたまらないようにすることで、脂肪肝を防ぎます。また、動脈硬化の予防にも有効です。脳細胞や神経の機能を保つ働きもあります。

不足すると、血圧が上がるほか神経系の機能に影響がでてきます。

オレンジ、メロン、グレープフルーツなどに含まれています。

栄養成分のインドールはキャベツやブロッコリーに多く含まれる成分で、さまざまな種類があります。

免疫力を高めて体内の異物を除去したり、発がん物質の作用を抑える働きがあるほか、女性ホルモンのエストロゲンが過剰に作用するのを不正で乳がんを予防します。インドール類のなかでも、インドール-3-カルビノールは特にこれらの働きが優れています。

キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーなどに含まれています。

栄養成分のウロン酸はたまねぎや海藻に含まれる成分です。

長時間加熱するとDHCPという物質に変化し、強い抗がん作用を発揮します。ウロン酸を含む食材をスープや煮込み料理にすると、効果的にDHCPを摂取できます。

たまねぎ、海藻などに含まれています。

栄養成分のS-メチルシステインスルホキサイドは、たまねぎに含まれている成分のひとつです。

体内では、酵素に働きかけてコレステロールや脂肪の合成を抑え、血中のコレステロール値や中性脂肪値を下げる機能があります。高脂血症(最近は「脂質異常症」と呼び改められました)の予防に効果を発揮します。

たまねぎに含まれています。

栄養成分のS-メチルシステインスルホキシドはキャベツに多く含まれる成分です。

胃の粘膜を守り、炎症や潰瘍を和らげ痛みを取り去ります。胃潰瘍や十二指腸潰瘍の改善にすぐれた効果があります。

キャベツ、ブロッコリーなどに含まれています。

栄養成分のX‐フラクションは、まいたけに含まれる成分です。水溶性で熱に弱い性質があります。

コレステロールの合成を抑制し、排泄を促進します。インスリンの働きを正常化し、糖尿病予防に効果があります。

まいたけに含まれます。

栄養成分のメチル・メサネ・チオ・サルホネート(MMTS)は、ブロッコリーに多く含まれる成分です。

強い抗がん作用をもつと同時に、細胞の突然変異を抑制する機能もあります。ラットの実験では、がん誘発物質に高い濃度のMMTSを混ぜて与えたところ、がんが発生しなかったというデータがあります。

ブロッコリー、カリフラワーなどに含まれています。

栄養成分のMTBIは大根に含まれるからみ成分のひとつです。

強力な抗菌作用をもち、細菌の繁殖を防ぎます。大根のその他のからみ成分であるイソチオシアネートと同様に、がん細胞の増殖を抑制する働きがあり、がんの予防に効果があります。

大根などに含まれています。

栄養成分のエリタデニンは、しいたけに含まれるうまみの成分の一種です。しいたけのかさの部分に多く含まれます。

血圧が上がるのを抑える機能があるほか、悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロール
を増やす働きもあり、動脈硬化や高血圧を予防してくれます。

しいたけ、えのきだけ、なめこ、マッシュルームなどに含まれています。

栄養成分のエルゴステリンはきのこに含まれる成分で、光に当たるとビタミンDに変化します。

体内では、カルシウムの吸収を良くする働きがあります。

エルゴステリンを多く含むしいたけを食べる前に日に干しておくと(特にエルゴステリンの多い裏側)、ビタミンDが増えて体内での効能が高まります。

きくらげ、まったけ、まいたけ、しいたけ、えのきだけなどに含まれます。

栄養成分のオキシターゼは大根に多く含まれる成分で、消化酵素のひとつです。

体内ではタンパク質や脂質の消化を助ける働きをします。また、発がん物質を分解する機能があるほか、胃の粘膜を保護する作用もあり、胃炎や胃潰瘍にも効果的です。

大根、かぶなどに含まれています。

栄養成分のオクタコサノールはアルコールの一種で、ぶどうやりんごの皮に含まれる成分です。

心臓や筋肉の機能を高める働きのほかに、持久力、瞬発力、スタミナをアップさせる効果があります。また、ストレスに対する抵抗力を上げたり、疲労を回復させる働きもあります。

ぶどうの皮、りんごの皮、小麦胚芽などに含まれています。

栄養成分のオリゴプロシアニジン(OPC)はさまざまな植物に含まれる成分です。紫外線から遺伝子を守る働きがあります。

非常に強い抗酸化力をもち、体内の細胞の酸化を防いで、がんや生活習慣病、老化から体を守ります。

緑茶、ローズマリーなどに含まれています。

栄養成分のオレユペンはオリーブの葉に含まれる苦みの成分です。抗酸化作用をもつと同時に、強い抗菌作用をもち、体内に入り込んだウィルスや細菌などの増殖を抑えて体を守ります。

また、血圧を下げる働きもあるほか、血糖値の急激な上昇を抑える効果もあり、糖尿病を防ぎます。

栄養成分の核酸は細胞の分裂に関わる成分で、デオキシリボ核酸(DNA)とリボ核酸(RNA)の二つの種類があります。

新陳代謝を促し、老化から体を守る働きがあります。年を重ねると共に体内での生成量が減っていきます。傷ついた遺伝子を修復する機能もあり、がんの予防に効果的です。

さけの白子、いわし、のりなどに含まれています。

栄養成分のカタラーゼは体内(肝臓に多く存在する)で作られる成分で、抗酸化作用をもつ物質です。
体内では過酸化水素を分解する働きがあります。

活性酸素から生じる過酸化水素は、そのままでは再び強い活性酸素に変わってしまいますが、
カタラーゼが働くことでそれを防ぎます。

栄養成分のカフェインは、お茶やコーヒーに含まれる苦みの成分です。

眠気を防ぐ効果や、利尿作用があります。また、脂肪を分解する酵素の働きを助けるので、カフェイン摂取後に有酸素運動をすることにより脂肪を燃焼させる効果があります。

緑茶、紅茶、コーヒー、コーラなどに含まれています。

栄養成分のカプサイシンは、とうがらしに多く含まれる辛み成分です。

エネルギー代謝を高めて脂肪を燃焼させるので、肥満防止に効果があります。胃の調子をよくしたり、疲れを取る効果もあります。また、冷え、肩こり、更年期障害などを改善する効果があります。

近年、カプサイシンとイソフラボンの同時摂取で育毛効果があるとの報告がなされています。

とうがらし、ピーマンなどに含まれています。

栄養成分のカプサンチンは、赤ピーマンに含まれている赤色の色素です。緑色のピーマンが熟してカプサンチンが増えることで、赤いピーマンになります。

強い抗酸化力をもち、悪玉コレステロールを減らす働きがあります。動脈硬化を防ぎ、生活習慣病を予防します。また、廊下にともなう記憶力の衰えを防ぐ効果もあります。

赤ピーマン、赤とうがらしなどに含まれています。

栄養成分のガルシニアカンボジアは、マンゴスチンの仲間の果物です。皮の部分に有効成分であるヒドロキシクエン酸が多く含まれています。

ヒドロキシクエン酸は、摂りすぎた糖分が体内で脂肪に変わるのを防ぎ、グリコーゲンとして蓄えられるように働きかけます。グリコーゲンが増えることで満腹中枢が刺激されるため、食欲が抑えられて肥満防止につながります。すぐれたダイエット効果があります。

栄養成分のカルノシンは、アミノ酸が集まって出来たペプチドの一種です。肉類に多く含まれており、うまみのもとになります。

体内では疲れのもとになる乳酸の発生を抑えて、疲労回復を助けます。また、体内の不要な糖分を排
出して糖尿病を防ぎます。活性酸素の発生を抑える働きもあり、がんを予防します。

牛肉、鶏肉、豚肉などに含まれています。

栄養成分のγ-アミノ酪酸はアミノ酸の一種で、GABAとも呼ばれる成分です。お茶に多く含まれています。

体内では、脳の神経伝達物質として働いています。脳内の血流を増やして酸素を供給し、脳細胞を活性化させます。また、血圧を下げる働きがあるほか更年期障害にも有効です。

茶、発芽玄米などに含まれています。

栄養成分のγ-オリザノールは米油に含まれる成分です。

体内では成長を促す働きがあるほか、血行をよくする機能があります。悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やす働きがあり、高脂血症(最近は「脂質異常症」と呼び改められました)に効果があります。また、自律神経失調症の症状を和らげる働きがあります。

米油に含まれています。

栄養成分のキナ酸はクランベリーに多く含まれる成分です。

体内では馬尿酸という物質に変化して、アルカリ性に傾いた尿を弱酸性にもどす働きをします。尿が酸性になると細菌が繁殖できにくくなるため、膀胱炎や腎盂炎、尿路結石の予防につながります。

クランベリーなどに含まれています。

栄養成分のギムネマ酸は、インド原産のガガイモ科のつる性植物であるギムネマ・シルベスタに含まれる成分です。

砂糖の甘味を感じさせなくなる作用があるので、甘いものに対する食欲を減らすのに有効です。
糖分の吸収を妨げ、血糖値の上昇を抑える働きがあるので、糖尿病の予防や治療に効果があります。ダイエットをしたい方に有効です。

ギムネマ茶などに含まれます。

栄養成分のキモトリプシン・インヒビターは、さまざまな動植物に含まれる酵素のひとつです。

インスリンの分泌を促す作用があり、糖尿病の予防に効果的です。また、心臓が収縮する機能を高める働きもあり、息切れなどの症状の改善にも役立ちます。

大豆、ピーナッツ、豚肉などに含まれています。

栄養成分のキャランチンは、サポニンの一種でゴーヤの皮の部分に含まれる成分です。

すい臓を活性化して、血糖の代謝を促進します。糖尿病を予防・改善します。また、脂肪の蓄積も防ぐのでダイエット効果もあります。

ゴーヤに含まれます。

栄養成分のギンコライドはいちょうの葉に含まれる成分です。

血行を促し、動脈硬化や冷え性に効果があります。脳細胞を活性酸素から保護して記憶力を高める機能もあり、痴呆症にも有効です。

また、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー症状を和らげる作用があるほか、血栓の予防にも効果的です。

栄養成分のグアシニンは、ブルーベリーに含まれる紫色の成分です。

目の健康に必要なビタミンAの働きを助けることで、目の疲労回復、視力回復などの効能があります。老眼にも効果があります。

ブルーベリーなどに含まれています。

栄養成分のグアニル酸は、きのこ類に多く含まれるうまみ成分の一種です。

エリタデニンという成分とともに、血小板が固まるのを防ぐ機能があります。血液をさらさらにして、動脈硬化や脳梗塞・心筋梗塞を防ぎます。コレステロールを減らす機能もあります。

しいたけなどに含まれています。

栄養成分のクエン酸はお酢やレモンに含まれる酸味の成分です。

体内を弱アルカリ性に保ち、自然治癒力を高めます。また、疲労のもとである酸性物質を分解する役目があり、摂取することで疲労回復に大きな効果があります。かぜの予防・改善にも効果があります。また、食物に含まれているカルシウムなどのミネラルの吸収を促します。

肌のキメを整え、肌を健康な状態に保つ作用があるので、化粧品に配合されています。

酢、レモン、梅干しなどに含まれています。

栄養成分のククルビタシンはアルカロイドの一種で、苦みの成分です。
きゅうりの皮に含まれ、とくにへたに近いところに多く存在します。

がん細胞の増殖を抑える働きがあり、がんの予防に効果的です。

きゅうり、ゴーヤー、メロンなどに含まれています。

栄養成分のグリチルリチン酸は、解毒の生薬として古くから使われてきた甘草の根に含まれる成分です。

アレルギーや炎症に効果があり、皮膚の湿疹や花粉症などに効果があります。また、ウィルスに対する効力を高める機能や、肝臓の機能を高め解毒作用を促す働きをします。がんやエイズにも効果が期待されています。

甘草の根に含まれます。

栄養成分のクルクミンは、ターメリックとも呼ばれ、ウコンに含まれる成分です。カレーの黄色い色はクルクミンによるものです。

強力な抗酸化作用で活性酸素を除去し、がんを予防する働きがあります。また血栓予防などの効果もあり、動脈硬化を防ぎます。肝臓を強くする作用も知られています。

ウコン茶、カレー粉などに含まれています。

栄養成分のグルコサミンは、カニやエビの甲殻に含まれる成分です。

関節部分をつなぐ軟骨を作る働きがあります。老化によって体内での生産量が減っていき、不足すると関節の痛みを引き起こします。

カニやエビの殻、イカの軟骨、きのこ類、チーズなどに含まれています。

栄養成分のクロロフィルは、葉緑素ともいい、植物に含まれる緑色の色素です。

抗酸化作用・抗炎症作用があり、がん予防に効果があると考えられています。血液をサラサラにします。コレステロール値を下げ、中性脂肪の改善にも効果的です。

こまつな、ほうれん草、緑茶、ピーマンなどに含まれます。

コエンザイムQ10は、ビタミンQやユビキノンとも呼ばれ、ビタミンに近い働きをする成分です。私たちの体の中で合成されますが、加齢とともに体内での生産能力が低下する問題があります。

コエンザイムQ10は、細胞の元気の素であり、若返り・健康維持に役立つ成分として注目されています。

エネルギーの代謝を促す働きをします。また、高い抗酸化作用があり、免疫機能の強化、心臓病、糖尿病、高血圧、ダイエット、冷え性、肩こり、歯周病、頭痛などに効果がある脂溶性の成分です。

レバー、もつ、まぐろ、イワシ、サバ、大豆、ほうれん草などに含まれています。

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栄養成分のコリンはビタミンと近い働きをする成分です。

体内では、血圧を下げる神経伝達物質の原料となるほか、コレステロールが血管の壁に沈着するのを防ぐ働きをします。また、肝臓に沈着した脂肪を血中に送る働きがあります。不足すると動脈硬化や脂肪肝などの原因となります。

また、脳では記憶作用に関わっており、不足すると物忘れの原因になる場合もあります。

レバー、卵、大豆、さつまいもなどに含まれています。

栄養成分のサイクロアリインは、たまねぎに多く含まれる成分です。

血栓を溶かして血液をさらさらにし、動脈硬化や心筋梗塞を予防します。血行を促して新陳代謝を高めるため、疲労回復や体力アップの効果もあります。

たまねぎなどに含まれています。

栄養成分のサポニンには、大豆サポニンやソラニン等いくつかの種類があります。

大豆サポニンは大豆に含まれる成分で、免疫力を高め、がんを予防する効果があります。また、血中のコレステロール値を下げたり、動脈硬化を予防する働きがあります。

大豆サポニンには、体内の脂質の代謝をよくするので、ダイエット効果があります。便秘解消や美肌効果も期待できます。

ソラニンは、ジャガイモの芽に含まれる成分で、摂りすぎると中毒症状を引きおこすので注意が必要です。

大豆、らっきょうなどに含まれています。

栄養成分のジアスターゼはでんぷんを消化する酵素です。アミラーゼともいいます。

体内ででんぷんの消化を助け、胸やけや胃もたれから胃腸を守ります。胃潰瘍、胃炎の予防にも効果を発揮します。

火を加えると効果は失われます。大根おろしや山かけのように生で食べるのが良いです。

大根、かぶ、やまいも、えのきだけなどに含まれています。

栄養成分のシクロアリインは、たまねぎに含まれる成分で、熱を加えることで増加します。

肝臓内の脂質を血中に送る酵素の働きに関わり、血液中のコレステロール値や中性脂肪を抑えます。高脂血症(最近は「脂質異常症」と呼び改められました)、動脈硬化、肥満の防止に効果があります。

たまねぎなどに含まれています。

栄養成分のシスタチンは米や卵、牛乳に含まれ、体内にも存在する成分です。シスタチンα、β、卵白シスタチン、牛乳シスタチンなどさまざまな種類があります。

体の外から病原体やウイルスが侵入してくるのを防ぐ働きがあります。かぜの予防・改善に効果があります。

米、卵、牛乳などに含まれています。かぜの時の卵酒は、効果があります。

栄養成分のシネフリンはオレンジに含まれる酸味の成分です。

体内ではエネルギーの消費を促し、脂肪を燃焼させて肥満を防ぎます。交感神経の作用を活発にする機能もあります。また、風邪の予防にも効果を発揮します。

みかん、オレンジなどに含まれています。

栄養成分の酒石酸は果実酸の一種です。

体内ではクエン酸が酸性物質を分解する過程に関わって、疲労回復を助けます。体を弱アルカリ性にすることで、自然治癒力を高める機能もあるほか、ミネラル分が体内に吸収されるのを促進する働きもあります。

レモン、梅干し、りんご、ぶどうなどに含まれています。

栄養成分のショウガオールはしょうがに含まれるからみの成分です。

痛みや炎症を鎮める作用をもつほか、ヒスタミンを抑えてアレルギーの症状をやわらげる機能もあります。また、抗菌作用や解熱作用や脂肪分解作用に加えて、血栓やがんの予防にも効果があります。

しょうがに含まれています。

栄養成分のジンジベインはしょうがに含まれる消化酵素です。

タンパク質を分解する働きがあり、肉料理にしょうがを使うと肉がやわらかくなる効果があります。また、体内ではタンパク質の消化を助けて胃を健やかに保ちます。

しょうがなどに含まれています。

栄養成分のスコルジンは、にんにくに含まれる成分のひとつです。

血小板が固まるのを抑える機能があり、血栓ができるのをふせぎます。また、コレステロールや中性脂肪の値を下げる働きをするため、動脈硬化や高脂血症(最近は「脂質異常症」と呼び改められました)にも有効です。疲労回復や免疫力のアップにも役立ちます。

にんにくなどに含まれています。

栄養成分の酢酸はお酢に含まれるすっぱい成分で、体内でクエン酸となります。

疲労物質を除去し、疲労回復を助けます。また、強力な殺菌力をもち、腸から細菌が体内に入り込むのを防ぎます。血の流れをよくする働きもあり、肩こり、腰痛にも効果的です。

食酢に含まれています。

栄養成分のステビアは、南米産のステビアという植物の葉から取れる甘味料で、砂糖の200倍以上の甘味があります。

ステビアは、砂糖に比べカロリーも少なく、虫歯になりにくい性質があります。清涼飲料やヨーグルトなど、さまざまな食品の甘味料として使われています。

ステビアは抗酸化力強いので、活性酸素による病気や老化を抑制しtれくれます。アレルギーの原因のヒスタミンを抑制する効果があるといわれています。

栄養成分のテアニンは、アミノ酸の一種で緑茶に多く含まれる成分です。お茶の茎や根に近い部分ほど多く含まれます。

α波を増加させ、リラックスさせる効果があります。神経機能を調節し、肥満を抑制する働きがあります。

緑茶に含まれます。

栄養成分のD-グルカレイトは野菜や果物に多く含まれる成分です。

体内では、自然治癒力を高める作用に加えて強い解毒作用があり、発がん物質を除去してがんを予防します。また、血液中のコレステロール値を下げる働きがあり、動脈硬化などの生活習慣病を防ぎます。

ブロッコリー、りんご、グレープフルーツなどに含まれています。

栄養成分のテオブロミンはカカオ豆に含まれる成分です。

自律神経の働きに作用し、ストレスを和らげ疲れをとってくれます。また、集中力を高めるのにも役立ちます。血圧を安定する働きもあります。カフェインに似ていますが、より穏やかに作用します。

チョコレート、ココアなどに含まれています。

栄養成分のドーパミンは快楽ホルモンとも呼ばれ、脳内でドーパから作られる神経伝達物質です。

感覚的な刺激を受けることで脳を興奮させ、気持ちのよい状態にします。免疫力を高め、自律神経の働きを良くする機能があります。

栄養成分のトリゴネリンは、コーヒーの豆や魚貝類に含まれる成分です。

熱を加えるとニコチン酸に変わります。ニコチン酸は脳の神経細胞の働きを活発にするので、記憶力増強に効果があります。また、コレステロール値を下げる効果もあります。

コーヒー、いか、たこなどに含まれています。

栄養成分のトリプシン・インヒビターは、さまざまな動植物に含まれる酵素のひとつです。

タンパク質を分解する酵素の機能を妨げる働きがあります。インスリンの分泌を促す作用があり、糖尿病の予防に効果があります。また、大腸がんの予防にも有効です。

大豆、ピーナッツなどに含まれています。

栄養成分のナットウキナーゼは納豆のねばりのもとになる成分で、納豆菌によってつくられます。

体内では血液をさらさらにして、動脈硬化、脳梗塞の原因となる血栓ができるのを防ぐ働きをします。血行不良から来る冷え性や高血圧にも効き目があります。強い抗酸化作用もあり、がんの予防にも有効です。脳の働きを活発にするチロシンが含まれています。

納豆に含まれています。

乳酸菌は、糖を分解して乳酸を作りだす菌の総称で、さまざまな菌があります。

腸内で健康に役立つ働きをする善玉菌の代表格です。

悪玉菌の増殖抑制作用、ダイオキシンなどの有害物質を体外に排出する作用があります。

腸内環境が良くなるので、便通が良くなり、肌のトラブルも改善します。

また、免疫力を高め、大腸ガンの予防にも効果があります。 なお、乳酸菌の中でも「エンテロコッカス・フェカリスFK-23菌」は、免疫力を高める力が特に強いことが確認されています。

乳酸菌の寿命は、1週間ほどしかありません。できるだけ毎日摂る必要があります。

ヨーグルト、チーズ、漬物、みそ、しょうゆなどに含まれます。

*管理人も町内環境を整えるために摂取しています。
乳酸菌1000億

栄養成分のノコギリヤシはアメリカに自生するのヤシの仲間です。その果実をしぼったエキスは、前立腺肥大を引き起こすジヒドロテストステロンが体内で作られるのを妨げる働きがあります。よって、前立腺肥大からくる排尿困難の改善に効果的です。

また、ノコギリヤシに含まれているオクタサノールやステロールなどの成分は、毛の発育を抑制する「5-アルファリダクターゼ」という酵素の活性を押さえます。よって、育毛や抜け毛防止の効果が期待されています。

栄養成分のバナジウムは、ミネラルの一つです。

糖尿病の血糖値を大きく下げる働きがあります。また、動脈硬化や高血圧、中性脂肪、便秘などに効果があるといわれています。

富士山麓から、バナジウムを豊富に含む水がとれます。

そば、牛乳、イワシ、豆腐、わかめなどに含まれます。

バナバは東南アジアに自生するミソハギ科の植物で、栄養成分のコロソリン酸という成分を含んでいます。

コロソリン酸には、糖が細胞に取り込まれるのを助ける働きがあり、糖の代謝を促進します。その結果血糖値が下がり、糖尿病の予防に効果を発揮します。

栄養成分のパパインはパパイアに多く含まれる成分で、タンパク質を分解する酵素のひとつです。

体内ではタンパク質の消化を助けて胃を守ります。また、体内の炎症を鎮める効果もあり、やけどや傷の治療にも有効です。

パパイヤに含まれています。

栄養成分のパラアミノ安息香酸はビタミンと同様の働きをする成分です。

体内で葉酸を合成するときに必要な成分で、赤血球の生成や貧血を防ぐ働きをします。また、腸内で有用菌の繁殖にを助け、腸内細菌によるビタミンB群の合成を促します。紫外線から皮膚を守り、白髪をもとの色にもどす働きもあります。不足すると、疲れや貧血を引き起こします。

レバー、卵、牛乳などに含まれています。

栄養成分のピクノジェール(ピクノジェノール)は、フランス南西部の大西洋沿岸の限られた一帯にだけ生育する松(フランス海岸松)の樹皮に含まれる成分です。

ピクノジェール(ピクノジェノール)は、即効性がある強い抗酸化力をもち、がんの要因になる活性酸素を取り除きます。

脳内では血管や神経細胞が酸化するのを防ぎ、脳血管障害、痴呆症を予防します。また、ヒスタミンの放出を抑える作用もあり、アトピー性皮膚炎や花粉症などの症状を緩和します。肌のはりを保ち、しわを防ぐ効果もあります。

栄養成分のビタミンQは、コエンザイムQやユビキノンとも呼ばれ、ビタミンに近い働きをする成分です。私たちの体の中で合成されますが、加齢とともに体内生産能力が低下する問題があります。

ビタミンQは、細胞の元気の素であり、若返り・健康維持に役立つ成分として注目されています。

エネルギーの代謝を促す働きをします。また、高い抗酸化作用があり、免疫機能の強化、心臓病、糖尿病、高血圧、ダイエット、冷え性、肩こり、歯周病、頭痛などに効果がある脂溶性の成分です。

レバー、もつ、まぐろ、イワシ、サバ、大豆、ほうれん草などに含まれています。

栄養成分のビタミンB13はビタミンと似た働きをする成分で、オロット酸とも呼ばれています。

葉酸やビタミンB12の代謝を促す機能があります。まだくわしいことは研究の途中ですが、老化の予防や肝臓障害の予防に効果が期待されています。

にんじん、ビール酵母などに含まれています。

栄養成分のビタミンB15は、ビタミンと似た働きをする成分のひとつです。

抗酸化力があります。細胞の寿命を延ばす働きのほか、肝機能をアップさせることで解毒作用を高める効果や、疲労回復や免疫力アップの効果も期待されています。

かぼちゃの種、ごま、玄米などに含まれています。

栄養成分のビタミンB17はビタミンと似た働きをする成分のひとつで、あんずの種に多く含まれています。

成分に含まれるシアン化合物ががんを抑制する働きがあるといわれています。

あんず、りんご、ももなどに含まれています。

栄養成分のビタミンPはビタミンと近い働きをする成分です。

体内では、ビタミンCの働きを助けてコラーゲンの生成を促し、毛細血管を強くする働きがあります。また、血圧を下げる作用があり、高血圧の予防にも効果が期待されています。

不足すると、歯茎の出血がみられたり、細菌への抵抗力が低下します。通常の食事では過剰摂取の心配はありません。

みかん、レモン、そばなどに含まれています。

栄養成分のビタミンUは、別名キャベジンともよばれ、キャベツから発見されたビタミンです。

傷ついた胃や腸の粘膜を修復し、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃炎を防止します。また、胃がんの予防にも効果的です。不足すると胃弱の原因となり、胃潰瘍などの治りが遅くなります。

ビタミンUは熱に弱いので、手早くゆでるなど加熱による栄養の損失に注意が必要です。

キャベツ、アスパラガス、レタス、トマト、セロリ、牛乳、卵などに含まれています。

栄養成分のビフィズス菌は、もともと腸内にいるビフィズス菌と食品から摂るビフィズス菌とがあります。

ビフィズス菌は、腸の働きを活発にして消化・吸収を助けます。そして、悪玉菌の増殖を抑制し、有害物質を体外に排出する作用があります。また、免疫力を高め、がん・老化の予防にも効果的です。便通にも良いです。

食品などで摂ったビフィズス菌の寿命は、1週間ほどしかありません。できるだけ毎日摂る必要があります。

ヨーグルトに含まれることが多いです。

栄養成分のフィチン酸は、玄米やふすまに多く含まれる成分です。

活性酸素の働きをおさえ、がんの予防に役立ちます。体内の有害物質を排出する働きもあります。ミネラルの吸収を妨げる作用があります。

玄米、ふすまなどに含まれています。

栄養成分のブチルフタリドとは、セロリに多く含まれる成分です。

ホルモンの働きに作用し、血圧を安定させる働きがあります。中枢神経の働きに関わり、いらいらや興奮を鎮めてリラックスさせる効果もあります。また、利尿作用もあり、水分の排出を助けてむくみを防止します。

セロリなどに含まれています。

栄養成分のフラバノンはフラボノイドの一種で、ヘスペリジン、ナリンゲニン、ナリンギンなどさまざまな種類があります。

活性酸素を減らして血圧の上昇を抑え、脳卒中を予防します。また、アトピー性皮膚炎やじんましんのか
ゆみを引き起こすヒスタミンの働きを抑えます。中性脂肪を減らす働きがあり、肥満予防にも効果的があるほか、糖尿病の予防にも有効です。

みかん、グレープフルーツ、レモンなどに含まれています。

栄養成分のフラボノールはフラボノイドの一種で、ケルセチン、ケンフェロール、ミリセチンなどさまざまな種類があります。

体内では活性酸素を除去する働きをします。たまねぎに多く含まれるケルセチンには、悪玉コレステロールを減らして動脈硬化を防ぐ働きがあります。また、心臓病の予防にも効果的です。

たまねぎ、ほうれんそう、りんごなどに含まれています。

栄養成分のフラボンはフラボノイドの一種で、アピイン、アピゲニン、ルテリオンなどさまざまな種類があります。

神経に働きかけて、いらいらを鎮める働きをもつほか、免疫力を保つ機能もあり、アレルギーの炎症やアトピー性皮膚炎の改善にも効果があります。

セロリ、カモミール、しそなどに含まれています。

栄養成分のプリン体はさまざまな食べ物に含まれており、DNAを作る成分のひとつです。

体内で分解されると尿酸に変わります。プリン体の過剰摂取によって尿酸が増え体内にたまると、痛風や結石、動脈硬化などを引き起こす原因となります。

栄養成分のプロゼロニンは熱帯地方のアカネ科の植物ノニに含まれる成分で、体に入るとゼロニンという成分に変わります。

ゼロニンには体調を整える効果があり、傷ついた部分を修復する細胞の活動を促して自然治癒力を高めます。免疫機能を正常化する働きもあります。

ノニ、パイナップルなどに含まれています。

栄養成分のプロテアーゼはタンパク質を分解する酵素のひとつで、バナナやチーズに多く含まれている成分です。

体内ではタンパク質を消化して胃腸の働きを助けます。また、肌の古い角質を取り除く効果もあり、化粧品に使われています。

バナナ、チーズなどに含まれています。

栄養成分のブロメライン(ブロメリン)はパイナップルに多く含まれる成分です。

タンパク質を分解する酵素として働き、消化吸収を助けます。また、体内の炎症を鎮める作用があるほか、動脈瘤や痛風も予防します。

花粉症で問題となる鼻や目の炎症部分に溜まるフィブリンというたんぱく質を溶かし炎症部分の血流を上げて花粉症の症状を改善します。

ブロメライン(ブロメリン)は、パイナップルなどに含まれています。

栄養成分のβ-カロチン(β-カロテン)はカロチノイドの一種で、赤やオレンジ色の色素です。

体内でビタミンAに必要量だけ変換されます。ビタミンA同様に、疲れ目や視力回復に効果があります。強い抗酸化力をもち、がんの予防に効果があります。また、粘膜を丈夫にする働きがあります。心臓病の予防にも効果が期待されています。

にんじん、パセリ、春菊、にら、かぼちゃ、ほうれんそうなどに含まれています。

栄養成分のβ-カルボリン化合物はたくあんに含まれる黄色の色素成分で、大根にもともと含まれる成分が分解されてできたものです。

抗酸化作用でがんを予防し、活性酸素の害からからだを守ります。また、血管壁にコレステロールが沈着するのを防ぐ効果もあります。

たくあんなどに含まれています。

栄養成分のβ-クリプトキサンチンは柑橘類に多く含まれるカロチノイドの一種で、黄色い色素です。

強い抗がん作用をもっており、がんの抑制に効果があります。柑橘類のなかでもβ-クリプトキサンチン含有量がとくに多い温州みかんの場合、1日2個摂ることでがんの予防になります。

温州みかんなどに含まれています。

栄養成分のヘスペリジンは、みかんの袋や筋にとくに多く含まれるフラボノイドの一種です。

アトピー性皮膚炎などアレルギー症状の予防・改善に効果があります。また、毛細血管を強くする、血圧を抑える、中性脂肪が作られるのを防ぐなどの効果があります。

みかん、レモン、きんかん、グレープフルーツなどに含まれています。

栄養成分のペリルアルデヒドは、しそ特有の香りの成分です。

特有の香りは、胃液の分泌を促して食欲増進させ、整腸効果があります。かぜやアレルギー症状を緩和する効果もあります。食中毒を予防する働きもあります。

しそ、春菊などに含まれます。

栄養成分のペルオキシダーゼはやまいもに含まれる成分で、抗酸化作用をもっています。

体内では、増えすぎた活性酸素を取り除く酵素として働きます。活性酸素の働きを抑えることで、がんをはじめとするさまざまな生活習慣病を防ぐ効果があります。

やまいも、西洋ワサビなどに含まれています。

栄養成分のムコ多糖・ペプチド複合体 はイカスミに含まれる糖質一種で、ぬるぬるのもとになる成分です。「ムコ」は、ギリシャ語で「ネバネバ」という意味です。

体内では免疫システムの働きを活発にする機能があり、がんの増殖を抑制する効果があります。
関節炎の緩和、美肌効果、視力向上などにも効果があるといわれています。

イカスミ、サメの軟骨、豚足、うなぎ、山芋、納豆、オクラなどに含まれています。

栄養成分のメチルスルホニルメタンはイオウから成る物質で、体内のさまざまな組織をつくるのに欠かせない成分です。主に毛髪や関節、軟骨などに含まれています。

エネルギーの代謝を促す作用があるほか、炎症を鎮める働きがあり、関節炎、リウマチ、アレルギー症状を緩和します。ほかに、病原菌に対する抵抗力を上げる働きや、血のめぐりをよくする効果もあります。

穀物や緑黄色野菜などの植物性食品や魚、肉などに微量ですが含まれています。

栄養成分のメラトニンは睡眠に関係するホルモンで、脳の松果体から分泌されます。

不眠時の睡眠促進剤として使われます。

強い抗酸化力があるので、がんや生活習慣病、老化の防止に力を発揮します。

バナナ、スイートコーン、ケールなどに含まれています。

栄養成分のメラノイジンは糖とタンパク質が結合して出来る成分で、トーストなど食品が焦げた部分に多く生じます。

強い抗酸化作用で体内の脂質が酸化するのを予防し、動脈硬化を防ぎます。血糖値やコレステロール値を下げる働きもあり、糖尿病や高脂血症(最近は「脂質異常症」と呼び改められました)にも有効です。

カラメル、しょうゆなどに含まれています。

栄養成分のメルカプタンは、たまねぎに熱を加えたときに辛み成分が変化して生じる甘みの成分です。

胃の粘膜を守って血流を増やす機能があり、胃潰瘍や胃炎を改善するなど、胃の状態を健やかに保ちます。

たまねぎなどに含まれています。

栄養成分のリコピンは、完熟したトマトに多く含まれる赤い色素です。

強い抗酸化作用を持つことから注目を集めています。リコピンを含むトマトを多く摂取する地域では、胃がんや大腸がんの発生が少なくなるというデータもあります。

トマト(完熟したもの)に含まれています。

栄養成分のリゾチームは卵白に含まれる酵素成分です。

強い抗菌力をもち、細菌を溶かして殺す作用があります。免疫力を高める作用もあり、体内の炎症を修復する働きがあります。風邪薬や目薬の成分として使われています。

卵白、納豆などに含まれています。

栄養成分のリパーゼ(リボタンパク分解リパーゼLPL)は体内の消化液(胃液、膵液)に含まれ存在する脂肪分解酵素です。

中性脂肪を分解して減らす働きがあり、肥満の防止に効果があります。また、血液中のコレステロールを減らす働きもあります。

栄養成分のリモニンは、柑橘類に含まれる苦みの成分で、グレープフルーツにとくに多く含まれています。

発がん物質を無効化する酵素の働きを促して、発がん物質を体の外に出す働きがあります。また、殺菌作用や抗炎症作用があるほか痛みを抑える効果もあります。

グレープフルーツ、オレンジ、レモンなどに含まれています。

栄養成分のリモネンは、柑橘類の皮に含まれる香りの成分です。

新陳代謝を促したり、血流をよくする働きがあるほか、覚醒作用もあります。また、発がん遺伝子の活動を抑制することで、がん予防の効果もあります。

リモネンは、みかん、オレンジ、グレープフルーツなどの柑橘類の皮に多く含まれています。

栄養成分のアリルはたまねぎやにんにくに含まれる成分です。

血液をサラサラにする機能があり、血栓を予防します。また、悪玉コレステロールを減らす働きによって、動脈硬化や心筋梗塞の予防に効果があります。発がん物質が生じるのを抑える機能があるほか、ピロリ菌を殺菌する作用もあり、胃がんをはじめとするがんを防ぎます。

たまねぎ、にんにくなどに含まれています。

栄養成分の硫化プロピルは、生のたまねぎに含まれる成分です。

血糖値を下げる機能があります。たまねぎを加熱することによって成分が変化し、コレステロール値を下げたり血液をさらさらにして血栓を防いだりする働きをする物質になります。

たまねぎなどに含まれています。

栄養成分のリンゴ酸はりんごに含まれる酸味の成分です。

体内では、クエン酸が酸性物質を取り除く過程に関わることで、疲労回復に効果を発揮します。
また、体内を酸性からアルカリ性に変える機能があり、自然治癒力を高めます。

りんご、ぶどう、イチゴ、トマト、梅干、酢などに含まれています。

栄養成分のルチンはビタミンと似た働きをする成分です。

体内の活性酸素を除去します。血管を丈夫にして血液の流れを良くしたり、毛細血管を強くする働きがあり、高血圧や脳卒中を予防します。ガン予防にも効果があります。また、インスリンの分泌を助けて糖尿病を防ぐ働きもあります。

そばを食べるときは、栄養分が溶け出してしまうので、そば湯もかならず摂るのがよいです。

そば、トマト、アスパラガス、こんぶ、わかめなどに含まれています。

栄養成分のルテインは、ほうれん草に多く含まれる黄色い色素の一種で、人体では目の網膜や黄斑部とよばれる部分に存在しています。

強い抗酸化力をもち、がんや動脈硬化の予防に効果的です。

また、目を有害な光線から守る働きがあります。

白内障、緑内障、黄斑変性症といった目の病気の予防・改善にも、優れた効果を発揮して目の老化や視力の低下を防ぎます。

ほうれんそう、ブロッコリー、かぼちゃ、とうもろこし、卵黄などに含まれています。


ドクターズチョイス ルテイン 40mg 2個セット

栄養成分の6-メチルスルフィニルヘキシルからし油は、わさびに微量に含まれる成分です。

血液をさらさらにする働きがあるほか、胃がんの増殖を抑制する効果があります。また、がん細胞が肝臓や肺へ転移するのを防ぐ効果があるといわれています。

わさびに含まれています。

栄養成分のアミノ酸は、たんぱく質を作っている成分です。20種類あります。この20種類のアミノ酸がいろいろと結合してたんぱく質ができています。私たちの体の約20%、体重が50kgの人なら10kgがアミノ酸でできています。

この20種類のうち人間のからだの中で合成することができず、食品から摂取しないといけないアミノ酸を「必須アミノ酸」と言います。

それ以外のアミノ酸を「非必須アミノ酸」と言います。

ダイエットにアミノ酸は効くという説もありますが、実はあまり効果がないようです。

アレルギーには、アレルギー性鼻炎・アトピー性皮膚炎・花粉症・食物アレルギーなど多くの種類があります。

アレルギーの原因は、はっきりとはしていませんが、アレルゲン(花粉・カビ・ペットの毛やフン・ダニ・ほこり・化学薬品などのアレルギーの原因となる異物のこと)が体内に入ってきたときにからだが起こす反応(異常な免疫反応)であると考えられています。

食べ物では牛乳・卵・大豆が3大アレルゲンと呼ばれます。その他に小麦・ソバ・エビ・ピーナッツ・ヨーグルト・チーズなどにアレルギー患者が多いようです。

 インシュリンは、膵臓のランゲルハンス島(のベーター細胞)という所から出てくるホルモンです。
血糖値の調整にかかわります。これが不足すると糖尿病になります。

 低インシュリンダイエットが有名ですが、効果については現在大論争になっており不明です。

栄養成分とは、食物に含まれる成分で、体に不可欠なもののことです。

栄養成分のなかの糖質・脂質・たんぱく質は、三大栄養素と呼ばれます。それにビタミンとミネラルを加えて五大栄養素と呼ばれます。

歯ぐきや内臓などから出血が起こる病気で死にもいたります。ビタミンCが足りないとなる病気です。

過酸化脂質は、不飽和脂肪酸といわれる種類の脂質が活性酸素によって酸化されたものの総称です。

過酸化脂質は血液の中で血栓を作って詰まらせてしまうことがあり、心筋梗塞や脳梗塞、動脈硬化などを引き起こします。

体内に取り込まれた酸素の約2%は化学変化を起こし、生体を酸化させる力の強い活性酸素に変わります。

活性酸素は、外界から侵入する有害な細菌などを退治してくれます。しかし、活性酸素が増え過ぎると細胞を傷つけ人体に害を及ぼし、さまざまな障害を与えるようになります,

活性酸素が体の細胞などを攻撃して傷つけるはたらきを酸化と呼びます。

生命を維持するために最低限必要なエネルギーを基礎代謝量と言います。

安静状態の時に使われるエネルギーの量です。日本人成人で一日1200~1400キロカロリー前後です。

血管内で凝固してできる血液の固まりが、栓をしたように血液をせき止めてしまう状態のことを言います。

破れた血管を修復して止血するために不可欠で、健康な人なら血栓をつくるはたらきとそれを溶かす働きのバランスがとれています。しかし加齢などにより溶かす働きが衰えると、心筋梗塞や脳梗塞にかかりやすくなります。

血液中のブドウ糖の量をいいます。通常は血液1デシリツトル中60~80ミリグラムのほぼ一定に保たれています。

血糖を調整するするインシュリンというホルモンが不足すると血糖値が高くなり、糖尿病になります。

活性酸素を消去する作用のことを抗酸化作用といいます。

抗酸化物質とは、活性酸素の攻撃から体を守る抗酸化作用をもつ物質のことです。

ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノールなどが代表的な抗酸化物質です。

抗酸化物質は体の中で作られるのですが、年をとるとともに作られる量が減っていきます。 体内で作られる抗酸化物質には限りがあるので食べ物やサプリメントで抗酸化物質を摂る必要があるのです。

血液中には、コレステロール、中性脂肪、リン脂質、遊離脂肪酸の4つの脂質があり、これらの脂質が異常に多い状態を「高脂血症(最近は「脂質異常症」と呼び改められました)」といいます。

特に、コレステロールと中性脂肪が高脂血症(脂質異常症)の状態を判断する指標としてよく使われます。

高脂血症(脂質異常症)をそのままにしておくと動脈硬化などを引き起こしやすくなります。

コレステロールとは、細胞膜やホルモンの原料で脂肪に似た身体にとって必要な栄養の一つです。

コレステロールは、身体に必要な分の8割は肝臓で作られ、残りの2割を食べ物から摂るようになっています。

コレステロールは血液に溶け込んで全身へ運ばれますが、脂肪分なのでそのままでは血液に溶けません。そこで、LDLと呼ばれるリポたんぱくに運んでもらいます。一方、血液中に余ったコレステロールはHDLと呼ばれるリポたんぱくによって、肝臓へ運ばれます。このLDLが悪玉コレステロール、HDLが善玉コレステロールと呼ばれています。ただ運ぶだけのLDLに対し、余分なコレステロールを回収する機能を持つのでHDLは善玉と呼ばれています。

LDLとHDLのバランスが保たれていれば問題はありません。しかし、LDLが増え過ぎるとLDLは動脈壁に沈着して血管を狭くして血液の流れを悪くし、動脈硬化などの生活習慣病を引き起こします。

脂肪酸とは、食品中に含まれている脂質の主な成分です。飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸の3つに分類されます。

飽和脂肪酸は、肉や乳製品などの動物性食品に多く含まれており、摂りすぎると中性脂肪や悪玉コレステロールを増やし、動脈硬化を招きます。

一価不飽和脂肪酸は、オリーブオイルなど植物性油脂に多くがまれています。酸化しにくく動脈硬化などになりにくいです。

多価不飽和脂肪酸は、主に魚などに含まれています。体内で合成されない脂肪酸で必須脂肪酸と呼ばれます。

脂肪酸は上記3種をバランス良く摂ることが重要で、その割合は3:4:3が望ましいとされています。

日常の生活習慣によって引き起こされる病気の総称で、食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群です。

以前は「成人病」と呼ばれていましたが、子供でも発症するので「生活習慣病」と改められました。

生活習慣病の代表的なものとしてガン、高脂血症(最近は「脂質異常症」と呼び改められました)、高血圧、糖尿病、肥満、骨粗鬆症などがあります。

代謝とは、体の中での化学反応のことで、体外から取り入れた物質から新たな物質を合成したり、エネルギーを得たりすることをいいます。

中性脂肪とは、もっとも多く人体に存在する脂肪で、グリセリンに3つの脂肪酸が結合したものです。

中性脂肪は悪者のイメージがありますが、体を動かすエネルギー源としての役割があります。

食事から直接摂取した脂肪分のほか、摂り過ぎた糖分も体内で中性脂肪に変えられ蓄えられます。

蓄えすぎた中性脂肪は肥満をまねき、動脈硬化等の生活習慣病の原因のひとつになっています。

イマーク

生活習慣病の一種です。インシュリンが不足して、血液の中のブドウ糖が多くなり、出てくる病気です。

ブドウ糖が血液中に多く含まれていると血液の流れが悪くなり、血管が詰まってしまうことにつながり、
動脈硬化や脳梗塞、網膜症、心筋梗塞、失明などが起こります。

動脈硬化とは、動脈の内壁に脂肪や石灰などが沈着して血管の通り道が細くなったり、血管の壁が弾力を失ってもろくなった状態のことです。

動脈硬化は高脂血症(最近は「脂質異常症」と呼び改められました)や糖尿病、高血圧、脳梗塞、心筋梗塞など、大病の原因となります。

脳梗塞・脳血栓とは、脳の血管が詰まり、その先に血液が流れなくなることで起こる病気です。
脳の血管が詰まることが脳血栓、それにより脳の細胞が死んでしまうことが脳梗塞です。

脳梗塞・脳血栓の原因は動脈硬化等です。脳梗塞が起こると顔面、半身、手足などの麻痺、失語症、半盲症などの症状が見られます。時間がたつにつれて強くなります。

食品衛生法の改正(2006年5月29日試行)により、食品に残留する農薬等にポジティブリスト制度が導入されています。中国から輸入されて冷凍野菜等から残留農薬が見つかった事件をきっかけに、残留農薬の規制強化のための制度です。

従来の「ネガテブリスト制度」と異なり、「ポジテブリスト制度」は原則すべてを禁止し「残留を認めるもの」のみを一覧表(リスト)に示すという考え方です。想定しうるすべての農薬・農作物の組み合わせに基準値が設定され規制の対象となります。

ただ、基準値の設定には長い年月がかかるため暫定的な基準が現在は用いられています。暫定的な基準には、「登録保留基準」・「コデクス基準」・「外国基準」が適用されます。暫定的な基準もない場合は一律基準値0.01ppmが適用されます。

ホルモンとは、体内の特定の器官で生産されて、血液中に分泌されて運ばれ、特定の器官にのみ作用する微量の物質です。

たとえば女性の排卵や母乳の分泌の調節をするプロラクチンなどのホルモンは脳にある下垂体と呼ばれる器官で生産されて、卵巣や乳腺で働きます。

体内で合成できるので、食品からとる必要はありません。

ポリフェノールは、植物に一般的に含まれている成分で、植物の色素や苦味成分の総称です。

ポリフェノールといっても、約4,000種類もあるといわれています。その代表的なものが、お茶のカテキンやタンニン、そばのルチン、コーヒーのクロロゲン酸、ブドウの種子や皮に含まれているプロアントシアニジン(OPC)です。

最近では、炭水化物、脂肪、たんぱく質、ビタミン、ミネラルの5大栄養素や食物繊維に次ぐ、非常に高い抗酸化作用(動脈硬化や脳梗塞を防ぐ)を発揮する第7の栄養素として注目されています。

メラトニンは脳内の松果体で作られ、睡眠など生体リズムを形成するホルモンの一種です。

メラトニンは年齢を重ねるにつれ減少してきます。年をとると眠りが浅くなるのはメラトニンの減少が理由の一つは考えられています。

免疫とは、異物・体外から入ってきた細菌やウイルスなど不要成分を、体を守るために排除することです。このような働きを免疫力といいます。

緑黄色野菜は、厚生省の定義では「新鮮な野菜100g中にベータカロチンを600μg以上含んでいるもの」とされています。ただし、ベータカロチンの含有量が600μg以下であっても、多く食べられているトマトやピーマン等は緑黄色野菜に含められます。色が濃く、カロテンなどの栄養分を多く含む有色野菜です。
 
代表的なものとして、ニンジン、ホウレンソウ、パセリ、小松菜、にら、カボチャ、ブロッコリー、アスパラガス、ピーマン、トマトなどがあります。

牛乳は、日本では1300年以上前から飲まれていました。

栄養成分のカルシウム、たんぱく質、リン、脂質、ビタミンB2・C、鉄分等を含みます。

牛乳には、カルシウムの吸収をたすける乳糖やカゼインホスホペプチドが含まれているので、効率よくカルシウムを摂ることができるのです。骨を丈夫にし、イライラを鎮めます。また、がんや動脈硬化、便秘の予防・改善にも効果があります。

牛乳に含まれる鉄分や亜鉛などの有益なミネラルも、70%も有効に吸収されます。乳児には欠かせない乳糖も豊富です。この乳糖は鉄分の吸収を助けるので、貧血対策にも効果を発揮します。

牛乳を飲むと下痢をするという人は、温めたものを少しずつ量を増やし飲むようにすると乳糖分解酵素が体内に増えてきて下痢がとまってきます。

紅茶は、1906年に日本に伝来しました。

栄養成分のカリウム、カルシウム、マグネシウム、マンガン、ビタミンK、ビタミンB2等を含みます。苦みの成分は、タンニンです。

抗酸化作用のあるカテキンやテアフラビン等を含むので、がんや動脈硬化、老化の予防に効果があります。コレステロール値や血糖値を下げてくれます。抗菌。殺菌作用もあります。また、カフェインを含むので、大脳を刺激し集中力を高めてくれます。

カカオがなまって、ココアと呼ばれるようになりました。

栄養成分のマグネシウム、カルシウム、鉄、亜鉛、銅等を含みます。

抗酸化作用があり、がんや動脈硬化等を予防をします。血行を良くし、冷え性の改善になります。ストレスを緩和するので、リラックス効果があります。疲労回復にも良いです。利尿作用があるので、むくみの改善になります。

リノール酸やオレイン酸を含むので、コレステロール値を下げます。

カカオマスポリフェノールを含むので、十二指腸潰瘍の原因となるピロリ菌を退治してくれます。

脂肪分解作用のあるカフェインを含むので、肥満を防いでくれます。

日本人化学者によって、インスタントコーヒーは1901年に発明されました。

栄養成分のカリウム、マグネシウム、ナイアシン、カルシウム、ビタミンB2等を含みます。

抗酸化作用があるクロロゲン酸を含みますので、がん予防に効果があります。カフェインは、脳の働きを活性化・利尿促進・肥満予防・疲労回復等の効果があります。渋みのもとのタンニンは、下痢止めに効きます。 

チーズは、栄養成分のたんぱく質、脂質、ビタミンA、ビタミンB2、カルシウム等を含みます。

たんぱく質は、乳酸菌や酵素の働きで原料の牛乳より消化しやすくなっています。さらに、チーズはカルシウムは牛乳の約5倍も含まれるなど、原料の牛乳よりも栄養価が高い食品です。

チーズは、骨を丈夫にしてくれます。がんや動脈硬化、高血圧、口内炎の予防に効果があります。皮膚や粘膜を健康に保ちます。イライラの改善にも役立ちます。

プロセスチーズと異なり、加熱処理されていないナチュラルチーズは、乳酸菌や酵素が生きたまま含まれているので、腸内でビフィズス菌等の善玉菌を増やし整腸効果が期待できるので、便秘改善に効果があります。

日本酒の原型である清酒は、江戸初期にうまれました。

栄養成分のビタミンB6、パントテン酸等を含みます。

がんや動脈硬化、高脂血症(最近は「脂質異常症」と呼び改められました)の予防効果があります。血行を良くし、冷え性や肩こりの改善になります。悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きをします。リラックス効果もあります。

調味料として、食材の臭みを消す・やわらかくするなどの効果があります。

ビールの起源は古く、人類が農耕生活を始めた頃とされます。

栄養成分のビタミンB群や、必須アミノ酸、ミネラル、食物繊維などの多様な栄養素をバランスよく含んでいます。

苦みのもととなるホップには、食欲増進、消化促進の働きがあります。ビタミンB群の葉酸が含まれているので、肌荒れを防止してくれます。糖尿病・動脈硬化の予防や利尿促進の働きもあります。

適量を超えると健康に害を与えるので注意が必要です。

ヨーグルトは、牛乳または脱脂乳を乳酸菌で発酵させたものです。

このヨーグルトは、旧約聖書にも登場するなど古くから食されていました。ブルガリアの長寿食として有名です。

栄養成分のビタミンA、ビタミンB2、カルシウム、たんぱく質、脂質等を含みます。

ヨーグルトに含まれる乳酸菌が、腸内の善玉菌を増やし悪玉菌の増殖を押さえ、腸内環境を整えてくれます。便秘や下痢の改善に効果があります。

ヨーグルトには、がんや動脈硬化、高血圧、老化の予防に効果があります。骨の強化、皮膚や粘膜の保護に効果があります。

ヨーグルトは乳酸菌の働きで、牛乳より、たんぱく質やカルシウムが消化吸収しやすくなっています。子供や高齢者、病人の食事にお薦めです。

緑茶は、奈良時代から平安初期に、僧侶が唐から日本に持ち帰りました。

栄養成分のビタミンA(カロチン)、ビタミンB1、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、カルシウム、マグネシウム、たんぱく質等を含みます。

カテキンなどの抗酸化作用のある成分が含まれていますので、がん・動脈硬化予防や免疫力強化・花粉症予防の効果があります。

ビタミンCが豊富なので、かぜの予防や美肌効果があります。なお、特に煎茶にビタミンCは豊富に含まれています。

フラボノイドやカフェインにより、リラックスさせる・血圧や血糖値を下げる・眠気を払う・虫歯を予防する等の効果があります。

茶葉にはビタミンEやカロチンなどの栄養成分も豊富に含まれているのですが、これはお茶としてすべて溶け出しているわけでないので、ふりかけやてんぷらの衣など料理に使い食べると良いでしょう。

アップルフェノンは、りんごに含くまれているポリフェノールです。

アップルフェノンは、ヒスタミンを抑制し、アレルギー症状の改善に効果があります。

また、活性酸素を除去し、メラニンが発生するのを抑制する働きもあります。さらに、脂肪燃焼作用のある成分のアディポネクチンを増やしてくれます。

アップルフェノンは、りんごの皮や皮下に多く含まれています。成熟果より未成熟果に多く含まれます。

なお、ご存知のように、1日1個のリンゴで医者いらずという諺があるように、リンゴは長く人々の健康を支えてきた果物ですね。

アントシアニンは、紫色の色素成分でブルーベリーに多く含まれるポリフェノールの一つです。

アントシアニンは、活性酸素から目の網膜を守る作用などがあり、視力回復や眼精疲労に効果があります。

また、血液をサラサラにする、高血圧や動脈硬化を予防するなどの効果があります。

肝臓の機能も高めます。

ブルーベリー(野生種が方が目に有効)、むらさき芋、しそ、チェリー、黒豆の皮などに多く含まれます。

イソフムロンは、ビールの爽快な苦味の主要成分であるポリフェノールです。

イソフムロンは、更年期障害や自律神経失調症の症状を和らげ、女性ホルモンに似た働きをします。

また、胃酸の分泌を促すので食欲を増す効果があります。

さらに、血行を良くする働きもあり、冷え性や肩こりに効果があります。

栄養成分のイソフラボンは、大豆に多く含まれるポリフェノールです。

女性ホルモンのエストロゲンに似た働きを行い、更年期障害や骨粗鬆症、皮膚の老化防止にも効果があります。

メラニン生成を防ぎ皮脂の分泌を抑制する作用があるので、シミ・シワを防ぐ美肌効果があります。肌のうるおいや弾力を保つコラーゲンの合成を促進する作用もあります。

また、乳がんや前立腺ガンの原因となるホルモンを抑制しガンから守る働きもあります。近年、イソフラボンとカプサイシンを同時摂取すると育毛効果があるとの報告がなされています。

きな粉、大豆、納豆、とうふ、油揚げ、みそなどに多く含まれます。

栄養成分のエラグ酸は、発がん物質を抑制しがん細胞の増殖を抑止する効果があります。

強力な抗酸化作用があり、血中のコレステロールや過酸化脂質を減らします。高血圧、動脈硬化、糖尿病などにも効果があります。

メラニンが作られるのを抑制する作用もあり、化粧品成分として利用されています。

いちご、ざくろ、レッドラズベリー、ナッツ類などに多く含まれます。

栄養成分のエリオシトリンは、レモンやライムに含まれる黄色の色素です。特に皮に多く含まれています。

強力な抗酸化作用があり、がんを予防する作用があります。また、血圧が上昇するのを抑制します。さらに、糖尿病の合併症の予防にも効果が期待されています。

レモン、ライムに多く含まれます。

栄養成分のカカオマスポリフェノールは、カカオ豆に含まれているポリフェノールです。

抗酸化作用があり、悪玉コレステロールの酸化を抑えて動脈硬化をふせぎ、ストレスを和らげ、ガンを予防するなどの効果があります。

ココア、チョコレートに多く含まれます。

栄養成分のカテキンは、緑茶に多く含まれる渋み成分です。タンニンともいいます。

抗酸化作用があり、コレステロールや血圧を下げる、がん細胞の増殖を抑止する効果があります。また、殺菌作用もあり、虫歯や口臭予防効果、胃潰瘍の原因となるピロリ菌を減少させる効果などがあります。風邪のウィルスにも効果があります。

現在、体脂肪を減少させる働きが注目されています。

緑茶、紅茶などに多く含まれています。

栄養成分のカフェ酸は、コーヒーに含まれるポリフェノールでクロロゲン酸が分解されてできる物質です。香りの成分となります。

カフェ酸は、がん細胞の転移や増殖を抑制する効果があります。詳しい高価については研究がすすめられています。

コーヒーに多く含まれます。

栄養成分のクロロゲン酸は、コーヒー豆に多く含まれる抗酸化物質のポリフェノールです。

活性酸素の発生を抑制し、発がん物質のニトロソアミンの発生を抑止するなどがんの予防に強力な効果を発揮します。

深煎りのコーヒーほどクロロゲン酸の量は減少します。

コーヒー豆、じゃがいもの皮、アスパラガスなどに多く含まれます。

栄養成分のタンニンは、お茶などに含まれる苦み・渋みの成分です。さまざまな種類があります。

抗酸化作用、抗がん作用、殺菌作用などがあり体を病気から守る働きをします。また、コレステロール値を下げ動脈硬化や高血圧から守る働きもあります。脂肪を分解する働きもあるので肥満予防にも効果的です。

生薬では、下痢止めに使われています。

中国緑茶、紅茶、煎茶、番茶、玉露などに多く含まれます。

栄養成分のパラークマル酸は、トマトに含まれるポリフェノールです。

ハムやソーセージの発色剤として利用される亜硝酸塩は、肉に含まれるアミンと結合してニトロソアミンという発がん物質に変わります。パラークマル酸は、その結合を妨げニトロソアミンが作られるのを防ぎます。

トマトに多く含まれます。

フェルラ酸は、ポリフェノールの一つで、強い抗酸化作用で体内の活性化酸素を取り除き、老化やがんを防ぐ効果があります。

また、紫外線を吸収したり、メラニン色素を作られてシミができるのを防ぐ効果があります。

食品の酸化防止剤、化粧品の美白剤として利用されています。

米ぬかから精製されたフェルラ酸がアルツハイマー型認知症に有効ではないかと
たいへん注目されています。

米ぬか、発芽玄米に多く含まれます。



栄養成分のロズマリン酸は、ロスマリン酸とも言い、シソ科植物に多くふくまれています。タンニンの一種です。

抗酸化作用があり、ガンや老化の予防に効果があります。また、アレルギーを抑制する作用があり花粉症を抑制する効果があります。

細胞を酸化から守るので美肌効果のある成分として化粧品に利用されています。

シソ、ローズマリーに多く含まれます。

栄養成分のアルギン酸は、水溶性です。穀類、豆類などの野菜の他、コンブなど海草類に多く含まれています。

おなかの調子を整え大腸ガンや便秘にも有効です。また、コレステロールを下げる働きをします。また、ナトリウムを排出する働きもありますから、高血圧にも有効です。

アイスクリームやドレッシングなど加工食品に使用されています。

栄養成分のイヌリンは不溶性で、果糖が数十個つながった多糖類です。デンプンを含まない菊科植物特有の多糖類です。

体内で、腸内細菌により分解されると、善玉菌を増やすオリゴ糖に変わります。インスリンの分泌を抑え、血糖値の上昇を防ぎます。低インスリンダイエットと呼ばれ注目を浴びています。コレステロールを排出する働きもあります。

ゆりね、ごぼう、きくいも、チコリ、ダリアなどに含まれます。

栄養成分のキチン・キトサンは、不溶性です。カニ、エビの殻、イカの軟骨に含まれる動物性の食物繊維がキチンです。
キチンを化学処理したものがキトサンです。あわせてキチン・キトサンと呼ばれます。

キトサンは、食事に含まれる脂肪を吸着して、便と一緒に排出されます。よって、肥満対策となります。コレステロール値や高血圧を低下させます。動脈硬化や糖尿病の予防・改善に効果的です。さらに、細胞の免疫力を強化し、がんを予防する働きもあります。腸内環境を整えてくれるので便通もよくなります。

保湿効果が高いので、感想から肌を守るクリームなどに配合されています。

エビの殻、カニの殻、イカの軟骨、きのこ類、チーズなどに含まれます。

グルカンは、ブドウ糖を多く含む多糖類の総称で健康維持に役立つと言われている成分です。

グルカンの中でも、主にアガリクスをはじめとするキノコ類やパン酵母の細胞壁に含まれる「β-グルカン」は抗ガン作用があることで知られています。腫瘍の抑制効果も発揮するとされています。

また、免疫システムを正常にする働きがあるので、ガンだけではなく、さまざまな生活習慣病、アレルギーやリウマチなどの予防・改善に働くといわれています。

世界の大学や研究機関では、パン酵母から抽出したβグルカンについての多くの研究が行われています。

グルカンは、アガリクス、まつたけ、なめこ、えのきだけ、シイタケ、きくらげ、ひらたけ、パン酵母、黒酵母、オーツ麦、大麦、フコイダンなどに多く含まれる栄養成分です。

栄養成分のグルコマンナンは、コンニャクに含まれる、水溶性の食物繊維です。

一緒に食べたものを胃で包み込んで、消化吸収を低下させる作用があるので、糖尿病や高脂血症(脂質異常症)予防の効果があるといわれています。

また、水を吸収しやすい性質から、胃の中でふくらんで満腹感を与えてもくれるので、カロリーカットやダイエットにも効果的であるといわれます。この性質からダイエット食品に含まれることがあります。

グルコマンナンは他の水溶性食物繊維同様、コレステロール値の低下や便秘の改善、整腸作用の効果も期待できます。

コンドロイチン硫酸は、水溶性の栄養成分です。体内の様々な組織に存在し、細胞の水分を保ったり弾力性を与えたり、血液から栄養素や酸素を細胞に取り込んだり、老廃物を排出するなど様々な働きがあり老化を防止してくれます。

コンドロイチン硫酸には、免疫力を高める機能があり、自然治癒力が高まるので、がんや慢性疾患、感染症などにも有効です。また、カルシウムの吸収をたすけ、骨粗鬆症を予防します。神経痛の改善もします。

中高年になると体内で、コンドロイチン硫酸を生成する能力が落ちるので、関節痛や腰痛や五十肩などが生じます。

また、コンドロイチン硫酸はコラーゲンに栄養を与えます。ですから不足すると肌のハリが失われてしわができるなどの老化現象が生じます。

オクラ、なめこ、ワカメ、フカヒレ、ウナギ、ヒラメ、鳥の皮・軟骨・骨などに含まれます。

栄養成分のセサミンは、脂溶性です。ゴマに含まれる成分のゴマリグナンの一種です。抗酸化作用があります。

肝臓の働きを高め、二日酔いを予防します。コレステロール値や血圧を下げる作用があります。また、肝臓ガン・乳ガンを予防する効果もあります。

抗酸化物質であるビタミンEと協力して活性酸素を取り除いてくれます。

ゴマ油、ゴマに含まれます。

栄養成分のセルロースは不溶性で、植物の細胞壁を構成する主成分です。

腸内で水を吸収して膨らみます。この性質により便秘の予防・解消、大腸ガンの予防、体内のダイオキシン等の有害物質を排泄する働きをします。

独特の粘性があるのでアイスクリームの増粘剤として利用されています。

ごぼう、豆類などの野菜に含まれますが、特に穀類の外皮に多く含まれています。

栄養成分のフコイダイは、水溶性です。海藻のヌルヌル成分がフコイダンです。フコイダンは、3種類あります。

フコイダンは、ガンを予防する効果があります。また、胃の粘膜を保護し、炎症部分を修復します。胃潰瘍の原因となるピロリ菌を除去する働きもあります。コレステロール値を下げる働きもあります。

こんぶ、もずく、わかめ、その他海藻類に含まれます。

栄養成分のペクチンは、水溶性のものと不溶性のものがある食物繊維です。水溶性のペクチンは、果物(特にりんご、かんきつ類)の皮に多く含まれます。不溶性のペクチンは、穀物の外皮に多く含まれます。果物のペクチンは、未熟なうちは不溶性ですが、熟してくると水溶性に変化します。

ペクチンは、善玉菌の乳酸菌を増やし、腸の調子を整えます。便秘解消、コレステロールを下げる効果、大腸ガンを予防する効果があります。

ジャムやマーマレードなどに使用されています。化粧品の粘性や硬さを調整するために配合されることもあります。

りんご、イチゴ、柿、プルーンなどに含まれる栄養成分です。

栄養成分のヘミセルロースは、不溶性で植物の細胞壁を構成する成分の一種です。穀物の外皮などに多く含まれます。

腸内で水を吸収して膨らみます。この性質により便秘の予防・解消、大腸ガンの予防、体内の有害物質を排泄する働きをします。

米ぬかのヘミセルロースから作られたアラビノキシランは、がん細胞の増殖を抑える効果が注目されています。

米ぬか、そばに含まれます。セルロース同様に穀類の外皮に多く含まれています。

栄養成分のポリデキストロースは、ブドウ糖とソルビトールを9対1の割合でまぜてクエン酸を加え、合成した人工的に作られた水溶性の食物繊維です。

善玉菌である乳酸菌を増やして腸の調子を整え、便秘解消や大腸ガンの予防に効果的です。脂肪を包み込んで吸収を抑制する作用もあり、肥満や高脂血症(最近は「脂質異常症」と呼び改められました)の予防にも効果的です。血圧の上昇も防ぎます。

ドリンク剤、スナック菓子、ビスケット、キャンディなどにも添加されています。

栄養成分のムチンは、水溶性です。納豆や山芋のねばねば成分です。

たんぱく質を分解する酵素を含み、消化を促進します。また、胃潰瘍を予防する効果もあります。体力増強・回復、虚弱体質改善に効果があります。また、細胞を活性化する作用があり、皮膚の老化防止に有効です。血液をサラサラにする効果が注目されています。

山芋、さといも、モロヘイヤ、オクラ、なめこ、れんこんなどに含まれます。

栄養成分のリグニンは、不溶性で、植物の細胞壁と細胞壁の間に存在し、それらを結びつける役割をしています。

腸内で水を吸収して膨らみます。この性質により便秘の予防・解消、大腸ガンの予防、体内の有害物質を排泄する働きをします。また、コレステロールを減らし、動脈硬化や脳梗塞の予防にも効果があります。

ふすま、豆類、ココアなどに含まれます。

栄養成分のオリゴ糖は、ブドウ糖や果糖などが3~10個ほど結合したものです。オリゴとは、「少し」の意味です。

難消化性です(胃腸で消化・分解されにくい)。腸内のビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌を増やし、便秘を改善する効果があります。にきびや肌荒れを防ぐ美肌効果もあります。また、高脂血症(最近は「脂質異常症」と呼び改められました)の改善、大腸ガンの予防に効果があります。

砂糖に比べ、血糖値や中性脂肪値を上げにくく、虫歯の元になるミュータンス菌の栄養源にならず、虫歯にもなりにくい特徴があります。また、砂糖より低カロリーです。

たまねぎ、ごぼう、大豆、みそ、バナナ、母乳などに含まれます。

栄養成分の果糖は、果汁に多く含まれるのが名称の由来です。

水溶性で、糖類の中で最も甘みが強い。体内に早く吸収されるので、エネルギーがほしいときに効果的です。体内で脂肪に変わりやすい性質があるので、多く摂りすぎると太る原因となります。

果物や花のみつに多く含まれます。ちなみに、はちみつの固形成分の約50%は果糖です。

栄養成分のグリコーゲンは、糖源ともいう。ブドウ糖が多数結合したもので枝分かれ構造になっている。動物のほとんどの細胞に顆粒状で存在し、とくに肝臓や筋肉に多いです。

不溶性です。筋肉運動のエネルギー源として使われます。肝臓の働きを活発化する働きもあります。お酒を飲みすぎたときは、グリコーゲンを含んでいるシジミ汁を摂ると良いです。

スポーツ選手のグリコーゲンローディングとは、試合前にたくさん糖分を摂り、グリコーゲンの形で筋肉に蓄えておくことで持久力を維持するための手法のことです。

牛や鶏のレバー、カキ(貝)、シジミ、アサリなどに含まれます。

栄養成分のショ糖は、ブドウ糖と果糖が結合した二糖類です。砂糖の主成分(約99%)です。

水溶性で甘みがあります。腸内でブドウ糖と果糖に分解され、ともに体内のエネルギー源となります。

砂糖、てんさいに多く含まれています。

栄養成分のデンプンは、ブドウ糖が多数結合したものである。鎖状に結合したアミロースと、枝分かれを持つアミロペクチンの2種類があります。

不溶性です。米やいも類に多量に存在し、人の主要なエネルギー源です。

栄養成分の乳糖は、ブドウ糖とガラクトースが結合した二糖類です。天然には、哺乳動物の乳汁中にのみ含まれます。乳幼児の重要なエネルギー源です。

水溶性で砂糖の約16%ほどの甘みがあります。善玉菌の乳酸菌を増やしたり、便秘を防ぐ働きをします。カルシウムやマグネシウムの吸収を高める働きもあります。

牛乳や母乳に多く含まれます。食品としては、牛乳中の乳糖が利用されています。

栄養成分の麦芽糖は、ブドウ糖が2つ結合した二糖類です。

水溶性で、砂糖の約33%ほどの甘みがあります。つやが出るので、お菓子やジャム,佃煮等に
用いられます。

麦芽、水あめに多く含まれます。

栄養成分のブドウ糖は、ブドウに多く含まれているのが名称の由来で別名グルコースといいます。自然界に最も多く存在する糖です。

水溶性で甘みがあり、砂糖の70%程度です。血液中に血糖として約0.1%含まれます。筋肉を動かしたり脳を使ったりするときのエネルギー源として利用されます。ブドウ糖を摂るとアセチルコリン(興奮伝達物質)の生成が高まり、脳を活性化しますのでストレスにも効果的です。不足すると疲労感や脳の機能に支障がでたりします。

食品では甘味料として、化粧品としては、強力な保湿効果がある成分として利用されています。

動植物に広く含まれますが、特に果物、穀物、根菜類に多く含まれます。

アボカドは、「森のバター」と呼ばれるほど脂肪分が多いですが、脂質の80%が不飽和脂肪酸(オレイン酸やリノール酸、リノレン酸など)でコレステロールの心配はありません。

栄養成分のビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ビタミンE、たんぱく質、カリウム、食物繊維等を含みます。

不飽和脂肪酸は、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし動脈硬化を防ぎます。がん予防効果のあるグルタチオンも含んでいます。貧血や便秘、高血圧の改善に効果があります。

ギネスブックに、「世界一、栄養価の高い果物」と認定されています。

あんずは、中国原産で4000年以上も昔から栽培されていました。種の中の杏仁は漢方薬として利用されるほど薬効が高いとされます。

栄養成分のβ‐カロチン、カリウム、ビタミンE、ビタミンC、鉄分、食物繊維等を含みます。

がん予防や老化防止に効果があるβ‐カロチンを豊富に含みます。貧血や便秘の改善効果もあります。

干しあんずにするとβ‐カロチンの量は、3倍以上に増えます。

 いちごは、江戸時代末期にオランダ人によって伝来しました。「とよのか」「女峰」が有名ですが、品種改良により約40種類のイチゴが存在します。

栄養成分のビタミンC、ビタミンE、カリウム、カルシウム、マグネシウム、葉酸、食物繊維等を含みます。

かぜやがんの予防に効果があります。便通を良くし、美肌効果もあります。赤い色素のアントシアニンには、視力の低下を防ぎ、肝機能を強くする効果があります。

血中のコレステロール値や血圧、血糖値を抑制するペクチンも含んでいます。さらに、妊婦に必要な栄養成分である葉酸が含まれているのがうれしいですね。

イチゴにはアレルギーの引き金となる物質「IgE抗体」を減少させる成分(「GAPDH」という酵素)が含まれており、花粉症などのアレルギー症状を抑えるいるとの研究成果があります。

洗う前にイチゴのへたを取ってしまうと、水っぽくなって味が落ちてしまい、大切な栄養成分であるビタミンCが流れ出してしまうので、洗う前にへたを取らないようにしましょう。

いちじくは、「果実が1ヵ月で熟す」、「1日1個ずつ果実が熟す」ことから「一熟」と名がつき、これがなまって「イチジク」になったといわれています。昔から、不老長寿の果物として珍重されています。

栄養成分の糖分、食物繊維、葉酸、ビタミンC、カルシウム、カリウム、鉄分等を含んでいます。

ガンを抑制するパーオキシダーゼも含んでいます。多くの消化酵素を含んでおり、胃腸の働きを活発化します。便秘の改善に効果があります。

果実の切り口から出る白い液は、虫さされの薬として利用されてきました。

柿は、もともとは、渋柿しか存在していませんでしたが、鎌倉時代に突然変異で甘柿が生まれました。

柿には、ビタミンA(カロチン)、ビタミンC、カリウム、マンガン、食物繊維のペクチン等の栄養成分を含みます。

「二日酔いには柿が効く」と昔から言われるように、カリウム等の働きにより二日酔い効きます。飲む前に食べておくとより効果的です。なお、干し柿には、この効果がありません。

ビタミンCは、みかんの約2倍含まれています。肌を美しくし、かぜやガンの予防に効果があります。

抗酸化作用を持つクリプトキサンチン、リコピン(赤い色素成分)、タンニン等の栄養成分も含まれています。

血中コレステロールを減少させて、動脈硬化や高血圧の予防に働きます。

柿の葉茶は、高血圧に効きます。柿のヘタも薬効が多くあります。

ただ、柿は体を冷やすうえに、消化も良くありません。過食に注意してください。

カシスとは、ヨーロッパおよびアジア原産のユキノシタ科スグリ属に属する落葉低木です。アントシアニンを多く含有しています。日本名でクロフサスグリなどと呼ばれます。

栄養成分は、紫色の色素の成分のアントシアニン以外にも、ビタミンC、ビタミンEやマグネシウム、鉄分などのミネラル類も豊富に含んでいます。


カシスに含まれるアントシアニンは、抗酸化力に優れており、ブルーベリーに無い成分を含むアントシアニンです。眼に良いと言われるブルーベリーよりも眼精疲労の改善効果があるといわれています。

また、抹消血流を活発にさせるはたらきにより、目の下の血流を改善し短時間でクマを薄くし、肩こり、冷えなどの改善効果が期待できます。

カシスの実はえぐみがあるため、フランスでも生で食べるよりジャムやジュースなど加工食品の方が一般的です。

キウイフルーツは、中国原産です。ニュージーランドが主産地で、ニュージーランドの国鳥の「キウィ」に形が似ているので、この名が付きました。

キウイフルーツには、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、カルシウム、食物繊維等の栄養成分が含まれています。

キウイフルーツは、いちごよりビタミンCが豊富で、美肌効果があります。カゼやガン予防効果もあります。

さらに、精神疲労を回復してくれます。貧血、老化、高血圧、心臓病を予防する効果もあります。食物繊維が便秘改善に役立ちます。利尿作用のあるカリウムがむくみを解消してくれます。

たんぱく質分解酵素である栄養成分のアクチニジンがキウイフルーツの皮付近に含まれています。ですから、肉料理を食べた後にキウイフルーツを食べると消化を助けてくれます。また、肉を料理する前に、果汁をかけておくとアクチニジンの働きで肉がやわらかくなります。

キウイフルーツを生で食べると冷えるので、冷え性の方は過食に注意しましょう。

金柑(きんかん)は、昔から風邪やせきに良く効くと重宝されてきたのはご存知のとおりですね。

この金柑は中国原産の果物です。

小さな果実が熟すと黄金色になることから「きんかん」と呼ばれるようになったようです。

薬用として日本に、文政9年(1826)頃に渡来したとされています。


金柑の栄養成分ですが皮にビタミンCやカルシウム等が豊富に含まれています。

金柑は皮ごと食するのでしっかりと栄養を摂ることができます。

他の柑橘類に比べて多く含まれていビタミンCは疲労回復や風邪予防、美肌に効果的です。

カルシウムは骨を丈夫にしてくれますね。

皮が黄色いのは、黄色の色素であるクリプトキサンチンが含まれているからです。

クリプトキサンチンは老化による視力低下を予防するとされます。

他にもヘスペリジン、ペクチン、リモニンなどガン予防に良いとされる

栄養成分がしっかりと含まれています。

血液をサラサラにしてくれたり、ストレス解消にも良いとされます。


さて金柑の選び方です。

果皮の色が濃く、表面がなめらかでつやがあり、重みのあるものを

選びましょう。大きめで形が丸くて整っているものが良いです。

キズがあったり、ヘタが枯れているものは避けましょう。

くり(栗)は、古く縄文時代から栽培がされていたと言われます。万葉集にも登場します。

栄養成分のビタミンC、ビタミンB1、ビタミンE、カリウム、マンガン、食物繊維等を含みます。くり(栗)の主成分は糖質です。

くりは体の活動や脳の働きを活発にし、筋骨を強化してくれます。足腰の弱い方に最適の滋養食品です。

栗の渋皮に含まれるタンニンには、抗酸化作用があり、がんを予防する効果が注目されています。コレステロール値の低下、糖尿病の予防にも役立ちます。

疲労回復や美肌効果、高血圧、動脈硬化の予防・改善にも効果があります。

さくらんぼの生産量の70%は、山形県です。

さくらんぼの主成分は糖質です。さくらんぼは、ビタミンA(カロチン)・B1・B2・C・E、カリウム、鉄分、葉酸、食物繊維等の栄養成分を含んでいます。

さくらんぼには、抗酸化作用があり、がんや動脈硬化の予防に効果があります。豊富な鉄分が貧血や冷え性、疲労回復に働きます。アスパラギン酸も含むので疲労回復に効果的です。

ビタミンA(カロチン)が疲れ目や肌荒れを予防してくれます。カリウムが高血圧予防やむくみ解消に働きます。食物繊維を含むので便秘の改善にも良いです。

さくらんぼの樹根を水で煎じて飲むと、回虫やぎょう虫駆除に効果的です。

さくらんぼは旬が短いので、さくらんぼ酒をつくられることをお薦めします。さくらんぼ酒は疲労回復・虚弱体質改善に働いてくれます。

すいか(西瓜)は、エジプトで4000年前から栽培されていた果物です。

栄養成分のビタミンA(カロチン)、ビタミンC、カリウム、マグネシウム等を含んでいます。スイカは、水分の割合が約90%です。

カリウムやシトルリン等の、利尿成分が豊富に含まれており腎機能の衰えからくるむくみや尿毒症、膀胱炎、高血圧、二日酔いを改善する効果があります。余分な塩分を排泄するので、高血圧や動脈硬化にも有効です。余分な熱を冷ます作用もあります。

スイカの赤い色であるリコピンは抗酸化作用がありガン・老化予防に効果があります。目に良いアントシアニンも含んでいます。

すいかの皮を煎じたものは、糖尿病や腎炎に効果があります。さらに、皮は動脈壁にたまるコレステロールを減少させますので、動脈硬化の予防に働きます。

栄養成分は、赤肉種のスイカの方が黄肉種のスイカより優れています。

チェリモヤは果皮が深緑色のウロコ状で野球のボールぐらいの大きさです。少しユニークな形の果物です。マンゴー・マンゴスチンと並ぶ世界三大美果の1つで、別名カスタードアップルといわれます。また、「トム・ソーヤの冒険」で有名な小説家、マーク・トウェイン氏が絶賛したことでも有名です。

冷やした食べごろのチェリモヤを一口食べてみると、果肉はやわらかく甘く、まさに、天然のシャーベットです。「森のアイスクリーム」とも呼ばれます

栄養成分も豊富なフルーツです。まず、ビタミン類が豊富です。ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ナイアシン、葉酸などを含んでいます。

注目すべきは、ナイアシンが多いことです。ナイアシンは、皮膚の機能を正常に保ち、皮膚炎などを防止します。また、脳神経の働きを助け、神経症の防止・イライラ解消に効果があります。アルコールの分解もしてくれますので、二日酔いに効果的です。

また、葉酸は貧血予防や胎児の発育に不可欠な栄養です。

他にも、カルシウム、カリウム、鉄分、食物繊維を含みます。カリウムは、夏バテ防止や食欲不振の改善に効果があるので、チェリモヤは夏の季節にピッタリの栄養成分豊富なフルーツです。

なしは、万葉集に詠まれたり日本書紀に栽培の記録が載るなど日本人にはなじみの深い果物です。

なしには栄養成分のカリウム、ビタミンB1・C、亜鉛、銅等を含んでいます。ざらつきのある食感は、果肉に含まれる石細胞によるものです。なしの果肉の大半は水分で、甘味成分の果糖・ブドウ糖・ショ糖を多く含みます。

カリウムが豊富なので、高血圧の予防・改善に効果があります。アスパラギン酸やクエン酸、リンゴ酸も含み疲労回復に効果があります。

抗がん作用があり、がんや老化を予防します。解毒作用もあり、肝臓を保護してくれます。

たんぱく質の消化を助ける酵素も含んでいますので、肉料理のあとに適しています。なしの果肉のザラザラした食感を与える石細胞は線維の塊なので、腸を刺激して便秘解消に働きます。

梨は体内の過剰な熱を覚ましてくれるので、日射病などの予防に効果的です。冷え性の方は、過食に注意しましょう。

パイナップルは、見た目が松かさ(pinecone)、味がりんご(apple)に似ていることからこの名がつけられました。市場に出回っているものの大半がフィリピン産のものです。

栄養成分のカリウム、ビタミンC、マグネシウム、マンガン、ビタミンB1、ビタミンB2、食物繊維等をパイナップルは含んでいます。糖質が主成分です。

パイナップルが含むビタミンB1.B2は、疲労回復や老化防止に働きます。マンガンはカルシウムの吸収を促進するので、骨や関節に丈夫にし、骨折や骨粗しょう症の予防に役立ちます。

ビタミンCが美肌効果やカゼ等の感染症を防いでくれます。食物繊維が便秘改善を図ってくれます。

また、強力な消化酵素のブロメライン(ブロメリン)が、肉などのたんぱく質の消化を促進します。胃腸の働きを促進します。パイナップルを食べるとピリっとした刺激は、ブロメリン(プロメライン)の影響です。クエン酸も豊富に含んでおり、やはり消化を促進します。

がんや動脈硬化を予防する効果もあります。

なお、過食すると口や胃が荒れますので、ご注意ください。また、ブロメリン(プロメライン)は熱に弱いので、缶詰のパイナップルには含まれていません。

バナナは、人類最初の栽培植物の1つです。日本では、奄美大島や沖縄県で栽培されています。

栄養成分のビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、カリウム、カルシウム、マグネシウム、食物繊維等を含みます。バナナには、特に糖質が豊富に含まれています。

消化吸収されやすいブドウ糖・果糖・ショ糖を含むので、すばやいエネルギー補給に良いです。豊富なカリウムが塩分を排出して血圧を下げ、利用作用によりむくみを解消してくれます。食物繊維が便秘解消に役立ちます。

ポリフェノール類も含まれており抗酸化作用があります。がんや動脈硬化、糖尿病、肌荒れ、かぜの改善等に効果があります。セロトニンやぬめりのもとである粘液多糖類が、胃潰瘍の予防・改善に効果的です。

バナナには、体を冷やす効果があるので、冷え性の人は生で食べ過ぎないように注意しましょう。

ぶどうには、ヨーロッパ系とアメリカ系の2系統があります。日本で栽培されている品種の多くはヨーロッパ系とアメリカ系を交配したものです。

栄養成分のビタミンB1・B2・C・E、カリウム、カルシウム、鉄分、炭水化物等を含んでいます。ぶどうの主成分は糖質です。

ぶどうには、消化吸収しやすいブドウ糖や果糖などが含まれており疲労回復に効果があります。加えて酒石酸やクエン酸などがエネルギー代謝を良くしてくれるので、即効性の疲労回復に役立ちます。

また、ぶどうには抗酸化作用があるので、がんや動脈硬化、脳卒中や心臓病の予防に効果があります。鉄分も多く含みますので貧血の改善に役立ちます。カリウムがむくみを解消してくれます。

ブドウの皮にも生活習慣病を予防する有効成分が含まれています。干しブドウは鉄分やカルシウムが約10倍アップ、糖質も約6倍アップして含まれています。

ブルーベリーの原産地は、アメリカです。

日本には、1951年渡来しました。

栄養成分のビタミンE、カリウム、食物繊維、ビタミンC等を含みます。

青紫色の色素であるアントシアニンは、視力回復に効果があります。

抗酸化作用があり、がんや老化を防止します。血液をサラサラにし、高血圧を防ぎ、便秘を改善に効果があります。

アントシアニンは蓄積できないので、毎日少しずつ摂るのが良いです。


*サイト管理人もブルーベリーを日々摂取するようになって、目の調子が好転しました。

ブルーベリーアイ

みかん(温州みかん)は、中国のみかんの産地の「温州」が、名前の由来です。

栄養成分のビタミンA(カロチン)、ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンE、カリウム、カルシウム、食物繊維等を含みます。ビタミンCが豊富で2個食べると1日の必要量を満たします。

コレステロール値を下げ動脈硬化や高血圧症の予防に効果があるペクチンが含まれます。ペクチンは便秘にも効果的です。がんの予防に効果があるとして注目を集めているクリプトキサンチンも含まれます。

ペクチン・クリプトキサンチンは、みかんの袋(薄皮や白いすじに含まれます)に含まれています。ですから、みかんは袋ごと食べるのが健康に良いです。

酸味成分のクエン酸が、食欲を増進させ疲労回復に働きます。かぜ、貧血、口内炎、更年期障害の予防・改善に効果があります。

みかんは体を冷やすので、過食には気をつけましょう。

ももの原産地は、中国の黄河上流地域です。弥生時代、日本に伝来したと言われます。

栄養成分のカリウム、ビタミンC、マグネシウム、カルシウム、カリウム、ナイアシン、ビタミンE、食物繊維等の栄養素を含みます。桃の甘味は主にショ糖によるものです。

ナイアシンがコレステロール値を下げてくれます。カリウムが血圧を下げてくれるので、高血圧や動脈硬化に有効に働きます。ペクチンは便秘を解消し、血圧を下げて、コレステロール値を下げてくれます。

桃の含むポリフェノール類が抗酸化作用があり、がんや動脈硬化の予防に効果があります。ほのかな酸味のクエン酸やリンゴ酸を含むので、疲労回復に効果があります。

ももの種の中の桃仁は、血液循環を良くして、生理不順・更年期障害・高血圧・脳梗塞などに効果的です。

ももを過食するとおなかが張ったり、下痢をすることがあるので注意しましょう。

りんごの原産地は、西アジアのコーカサス地方です。

約4000年前から栽培されています。

昔から「1日1個で、医者いらず」の果物として有名ですね。

栄養成分のビタミンC、カリウム、食物繊維(ペクチン、セルロース)等を含みます。りんごの主成分はブドウ糖などの糖質です。

疲労を回復させるクエン酸、リンゴ酸、オタクコサノールを豊富に含みます。腸内環境を整えるペクチンが豊富で、便秘や下痢の改善に効果があります。

抗酸化物質のリンゴポリフェノールは注目を集めています。

血糖値を維持する働きが糖尿病に有効です。また、りんごは満腹感を持続させるのでダイエットにも働きます。

アルミ鍋の黒ずみを落とすには、りんごの皮を水とともに鍋に入れて中火で煮ます。クエン酸やリンゴ酸の働きで黒ずみがとれます。

レモンの原産地は、ヒマラヤ西部です。大航海時代、ビタミンCの不足による壊血病を防ぐ食物として活躍しました。

栄養成分のビタミンB1、ビタミンC、ビタミンE、カルシウム、カリウム、マグネシウム等をレモンは含んでいます。

レモンにはビタミンCが豊富なので、シミやソバカス等を防ぐ美肌効果やかぜ予防に効果があります。ビタミンCはコラーゲンを作るうえでも欠かせません。

すっぱさのもとのクエン酸は、疲労回復や血圧を下げるのに役立ちます。二日酔いにも効果あります。ビタミンB1・Eが老化防止に役立ちます。

ヘスペリジン等のフラボノイドがコレステロールを除去・血圧降下作用を発揮して、心臓病の予防に役立ちます。

輸入レモンはポストハーベストが心配です。できるだけ防カビ剤や農薬の少ない国産レモンを使うのが安全です。

*ポストハーベストとは
農産物の収穫後に農薬などの化学薬品を使うことです。たとえば、アメリカは国土が広いので、輸送に時間がかかり、せっかく収穫したものが輸送中に腐ってしまいます。そこで食料の傷みを減らし、長く保存する目的で、防カビ剤や保存料などの薬剤を使用するわけです。

ポストハーベスト農薬は、栽培中に使うものより数倍~数100倍もの高い濃度です。しかも農作物に直接かたけり、薬品プールに浸けたりするため、高濃度の薬剤が残留し、水洗いや皮をむいても完全には除去できないといった問題があります。

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