栄養成分と食物健康事典TOP >  果物  >  パイナップル

パイナップル

パイナップルは、見た目が松かさ(pinecone)、味がりんご(apple)に似ていることからこの名がつけられました。市場に出回っているものの大半がフィリピン産のものです。

栄養成分のカリウム、ビタミンC、マグネシウム、マンガン、ビタミンB1、ビタミンB2、食物繊維等をパイナップルは含んでいます。糖質が主成分です。

パイナップルが含むビタミンB1.B2は、疲労回復や老化防止に働きます。マンガンはカルシウムの吸収を促進するので、骨や関節に丈夫にし、骨折や骨粗しょう症の予防に役立ちます。

ビタミンCが美肌効果やカゼ等の感染症を防いでくれます。食物繊維が便秘改善を図ってくれます。

また、強力な消化酵素のブロメライン(ブロメリン)が、肉などのたんぱく質の消化を促進します。胃腸の働きを促進します。パイナップルを食べるとピリっとした刺激は、ブロメリン(プロメライン)の影響です。クエン酸も豊富に含んでおり、やはり消化を促進します。

がんや動脈硬化を予防する効果もあります。

なお、過食すると口や胃が荒れますので、ご注意ください。また、ブロメリン(プロメライン)は熱に弱いので、缶詰のパイナップルには含まれていません。

このページの先頭へ