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チェリモヤ

チェリモヤは果皮が深緑色のウロコ状で野球のボールぐらいの大きさです。少しユニークな形の果物です。マンゴー・マンゴスチンと並ぶ世界三大美果の1つで、別名カスタードアップルといわれます。また、「トム・ソーヤの冒険」で有名な小説家、マーク・トウェイン氏が絶賛したことでも有名です。

冷やした食べごろのチェリモヤを一口食べてみると、果肉はやわらかく甘く、まさに、天然のシャーベットです。「森のアイスクリーム」とも呼ばれます

栄養成分も豊富なフルーツです。まず、ビタミン類が豊富です。ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ナイアシン、葉酸などを含んでいます。

注目すべきは、ナイアシンが多いことです。ナイアシンは、皮膚の機能を正常に保ち、皮膚炎などを防止します。また、脳神経の働きを助け、神経症の防止・イライラ解消に効果があります。アルコールの分解もしてくれますので、二日酔いに効果的です。

また、葉酸は貧血予防や胎児の発育に不可欠な栄養です。

他にも、カルシウム、カリウム、鉄分、食物繊維を含みます。カリウムは、夏バテ防止や食欲不振の改善に効果があるので、チェリモヤは夏の季節にピッタリの栄養成分豊富なフルーツです。

チェリモヤと栄養成分

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