柿は、もともとは、渋柿しか存在していませんでしたが、鎌倉時代に突然変異で甘柿が生まれました。

柿には、ビタミンA(カロチン)、ビタミンC、カリウム、マンガン、食物繊維のペクチン等の栄養成分を含みます。

「二日酔いには柿が効く」と昔から言われるように、カリウム等の働きにより二日酔い効きます。飲む前に食べておくとより効果的です。なお、干し柿には、この効果がありません。

ビタミンCは、みかんの約2倍含まれています。肌を美しくし、かぜやガンの予防に効果があります。

抗酸化作用を持つクリプトキサンチン、リコピン(赤い色素成分)、タンニン等の栄養成分も含まれています。

血中コレステロールを減少させて、動脈硬化や高血圧の予防に働きます。

柿の葉茶は、高血圧に効きます。柿のヘタも薬効が多くあります。

ただ、柿は体を冷やすうえに、消化も良くありません。過食に注意してください。

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