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いちご(イチゴ・苺)

 いちごは、江戸時代末期にオランダ人によって伝来しました。「とよのか」「女峰」が有名ですが、品種改良により約40種類のイチゴが存在します。

栄養成分のビタミンC、ビタミンE、カリウム、カルシウム、マグネシウム、葉酸、食物繊維等を含みます。

かぜやがんの予防に効果があります。便通を良くし、美肌効果もあります。赤い色素のアントシアニンには、視力の低下を防ぎ、肝機能を強くする効果があります。

血中のコレステロール値や血圧、血糖値を抑制するペクチンも含んでいます。さらに、妊婦に必要な栄養成分である葉酸が含まれているのがうれしいですね。

イチゴにはアレルギーの引き金となる物質「IgE抗体」を減少させる成分(「GAPDH」という酵素)が含まれており、花粉症などのアレルギー症状を抑えるいるとの研究成果があります。

洗う前にイチゴのへたを取ってしまうと、水っぽくなって味が落ちてしまい、大切な栄養成分であるビタミンCが流れ出してしまうので、洗う前にへたを取らないようにしましょう。

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