栄養成分と食物健康事典TOP >
食物繊維
>
グルカン
グルカン
グルカンは、ブドウ糖を多く含む多糖類の総称で健康維持に役立つと言われている成分です。
グルカンの中でも、主にアガリクスをはじめとするキノコ類やパン酵母の細胞壁に含まれる「β-グルカン」は抗ガン作用があることで知られています。腫瘍の抑制効果も発揮するとされています。
また、免疫システムを正常にする働きがあるので、ガンだけではなく、さまざまな生活習慣病、アレルギーやリウマチなどの予防・改善に働くといわれています。
世界の大学や研究機関では、パン酵母から抽出したβグルカンについての多くの研究が行われています。
グルカンは、アガリクス、まつたけ、なめこ、えのきだけ、シイタケ、きくらげ、ひらたけ、パン酵母、黒酵母、オーツ麦、大麦、フコイダンなどに多く含まれる栄養成分です。