栄養成分と食物健康事典TOP >
ビタミン
>
ビタミンC
ビタミンC
栄養成分のビタミンCは、美容からガンにまで効くビタミンの王者です。別名は、アスコルビン酸です。
ビタミンCはコラーゲンというたんぱく質の合成に不可欠です。コラーゲンは、皮膚や骨などを強化します。不足すると肌が荒れます。
また、強力な抗酸化物質であり、過酸化脂質の生成を抑制し、動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中などを予防します。発がん物質であるニトロソアミンの形成を抑制する働きもあります。
水溶性です。タバコ1本で、体内のビタミンCが25mg分解されるので、愛煙家はより多くのビタミンCを摂る必要があります。
摂取方法としては、生野菜よりは温野菜、煮込みよりも油で炒める調理により食べるとビタミンCの損失を少なくすることができます。
【期待される効用】
・肌を色白にする(メラニンという黒い色素ができるのを妨げる、また、すでにできた黒いメラニンを脱色
する)。にきびを改善する働きもあります。
・発癌性物質から守る。
・カゼの予防と治療を助ける。
・壊血病を予防する。
・高血圧を下げる。
・肝機能を強化する。
【多く含まれる食品】
・柿、ミカン、キーウィ、イチゴ、ブロコッリー、ほうれん草、小松菜、赤ピーマン等。
ビタミンCと栄養成分