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ビタミンB1

栄養成分のビタミンB1は、精神状態改善に良いビタミンです。

発見されたビタミン第1号がビタミンB1(チアミン)です。

炭水化物をエネルギーに変える働きをします。ビタミンB1が不足するとエネルギーになれなかった炭水化物は、すべて脂肪に変えられ脂肪細胞に蓄えられ肥満の大きな原因となったり、乳酸菌やピルビル酸などの疲労物質が溜まり疲労や筋肉痛の原因となります。

また、脳の中枢神経や手足の末梢神経を正常に保つ役割もあります。

ビタミンB1は、水溶性です。余分に摂っても、体内に貯蔵されず、すべて排泄されます。よって、毎日摂取する必要があります。ただ、ビタミンB1は、水に溶けやすく熱に弱いので、調理中に失われやすいため、多めに摂取するよう心掛けましょう。

また、ビタミンB群は、全部一緒(B1・B2・B6…)に摂ったときのほうが効果が大きく、それぞれのビタ
ミンBが最も効果的に働きます。ドリンク剤やビタミン剤には、バランスよくB群が配合されているはずです。

【期待される効用】

 ・手足のむくみ、疲れやすい状態の改善をする。 

 ・脚気、神経痛を防ぐ。

 ・情緒不安定、記憶力低下の改善をする。 

 ・アルコールを分解するので飲食の際には、B群を補うと良い。

【ビタミンB1が多く含まれる食品】

 ・胚芽米、玄米、大豆、豚肉、生ハム、卵黄、さば、うなぎ、のり等。

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