とうもろこし

とうもろこしは、イネ科に属する野菜で別名「とうきび」です。

栄養成分のビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、カリウム、鉄分、たんぱく質、食物繊維等を含みます。ビタミンB2や食物繊維は、玄米の約3倍も含んでいます。

これらの栄養成分は、主に胚芽部分に集中していますので、実を取る時は包丁を使わずに、手でむしるようにすると良いです。

胚芽部分に多く含まれるリノール酸は、コレステロールを低下させ、高血圧や動脈硬化の予防に効果を発揮します。カリウムも体内の余分な塩分を排泄して血圧を下げてくれます。

食物繊維が豊富なので便秘改善にも良いです。ただ、粒の外皮がかたいので、消化が悪いという難点はあります。

また、特に健康に効果があるのは、通常は廃棄されている「ひげ」の部分です。利尿、血圧降下、胆汁分泌の促進剤として漢方薬となっています。糖尿病や慢性腎炎にも効果的に働きます。ひげの部分もお茶として煎じて飲むのが良いでしょう。

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