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あずき
あずき
あずきは、日本での主な産地は北海道で国内生産の8割を占めています。しかし、消費されているほとんどは輸入物で、主に中国から天津小豆、東北小豆の名で輸入されています。
あずきは、縄文時代の遺跡から種子が発見されており、日本では、古くから親しまれています。
あずきには、栄養成分のビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6)、カリウム、カルシウム、リン、鉄分、亜鉛、サポニン、食物繊維等を含んでいます。
特に、ビタミンB1と食物繊維が豊富です。ビタミンB1は疲労回復に、食物繊維は便秘解消に役立ちます。
小豆の皮の部分に多く含まれるサポニンサポニンは、血液をサラサラにしてくれます。高血圧症、高脂血症(最近は「脂質異常症」と呼び改められました)の予防・改善に役立ちます。
また、サポニンにはカリウムとともに利尿作用があり、むくみ解消・ダイエット効果があります。
あずきには、目や肝臓に良い栄養成分のアントシアニンも含まれています。