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ラミニン
ラミニン
ラミニン(Laminin)は、こんぶ(昆布)やわかめに多くふくまれるたんぱく質です。
ラミニンは、昆布から発見されました。ラミニンという名前も昆布の学名であるラミナリア」から由来していると言われています。
体内では、上皮細胞と結合組織をくっつける働きをしています。
動脈の血管を強くして動脈硬化を防ぎ、また、血圧を下げ高血圧から守る働きがあります。
新陳代謝を上げる作用や、抗ガン作用なども期待されています。
ただ、効果は一時的なものなので、日常的にとらなければ、継続的な効果は見られないようです。
ラミニンは、こんぶ、わかめ、海苔などの褐藻類に多く含まれる栄養成分です。
ちなみに、昆布から発見されたラミニンですが、ラミニンの含有量は一番多く含まれるミツイシコンブでも10グラム中2ミリグラムほどです。