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メラニン
メラニン
メラニン (melanin)は、皮膚の表皮に存在し、紫外線の害から体を守るアミノ酸です。
メラニンは黒い色の素になる成分で、メラニン色素ともいいます。
メラニン色素が皮膚に沈着して出来たものがシミになります。
しかし、メラニン色素がなければ、皮膚の奥深くまで紫外線が入り込み、少し紫外線を浴びただけで、水ぶくれや炎症を起こすことになります。
また、紫外線によってDNAを破壊され、皮膚癌などになってしまう恐れもあるのです。
メラニンは、アミノ酸のチロシンにチロシナーゼという酵素が働いて作られます。化粧品の美肌成分には、チロシナーゼの働きを妨げる効果を持つものが含まれています。
メラニンのエイズウィルスを抑える効果があることが注目されています。
なお、カフェインはシミの原因であるメラニンを移動・拡散させる作用があるので、シミが発生しやすくなるといわれているので過剰な摂取は注意が必要です。
メラニンは、イカスミに多く含まれる栄養成分です。