ヒスチジン

ヒスチジン(histidine) は、体内で合成できるものの合成速度が遅いので必須アミノ酸に分類されます。子供は体内では合成できない栄養成分です。

ヒスチジン(histidine)という名前は、ギリシャ語で「組織」という意味です。

ヒスチジンは、子供の発育・成長に必須の栄養成分です。

また、ストレス、慢性関節炎を和らげる作用や性的エネルギー向上の作用があります。

アレルギー性皮膚炎や喘息を患っている人がヒスチジンを摂取しすぎると、症状が悪化する恐れがあるので注意が必要です。

なお、神経伝達や胃酸の分泌に関わる成分であるヒスタミンは、ヒスチジンから合成されます。

ヒスチジンは、かつお節、まぐろ、ぶり、サバ、イワシ、アジ、サンマ、鶏肉、ハム、ドライミルクなどに多く含まれる栄養成分です。

このページの先頭へ