グルタミン酸

グルタミン酸は、たんぱく質を作る主要なアミノ酸の一つで、体内で合成できる非必須アミノ酸です。多くの生体内代謝に重要な生理的役割を果たしています。

グルタミン酸は、昆布やしいたけのうまみ成分でもあり、化学調味料として使われています。

グルタミン酸は、脳では神経伝達に関わり、脳の機能を活性化します。知能が高まるだけでなく精神分裂病や痴呆症にも効果があります。

また、脳の機能に支障を及ぼすアンモニアを解毒する作用があります。保湿作用もあります。

ただ、過剰摂取すると頭痛、手足のしびれ、神経症、幻覚などの症状が出ることがありますので注意が必要です。

グルタミン酸は、こんぶ、はまぐり、たけのこ、大豆、ごま、凍り豆腐、かつお節、強力粉、アーモンド、ピーナッツ、落花生などに多く含まれる栄養成分です。

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